ポーカーの競技人口は世界中に1億人以上いると言われるほど人気のゲーム!そして、世界大会では多くの場合、『テキサスホールデムポーカー』が公式ルールになっています。
日本でも人気は急上昇しており、将来オープンされる日本のカジノで遊べるカジノゲームの一つとしてもテキサスホールデムポーカーが採用されています。
この記事では、テキサスホールデムポーカーのルールや遊び方を図解を交えてわかりやすく解説しています。
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テキサスホールデムポーカーのルール
テキサスホールデムは、自分VSほかのプレイヤーの勝負をするポーカーです。1つのテーブルに参加する人数は2~10人程度。
ディーラーはカードを配ったり、ゲームを進行するのみで勝負に参加はしません。
勝ちのパターンは2つ
テキサスホールデムのルールでは、勝利となるパターンが2つあります。
- 全てのプレイヤーがゲームの途中で降りて最後の一人になった場合
- もっとも強い役(ハンド)を作った場合(各プレイヤーに配られた2枚のカードと全員が使用する5枚の共有カードの組み合わせ)
プレイヤーがアクションをしてゲームが進む
プレイヤーは、以下の4つのベッティングラウンド(チップを賭けるラウンド)で、アクション行いゲームが進行していきます。
- 1回目:プリフロップ
- 2回目:フロップ
- 3回目:ターン
- 4回目:リーバー
それぞれのベッティングラウンドで、プレイヤーがアクションのひとつを選択をすることでゲームが進行されていきます。
【ポーカーのアクション】
- コール(Call):前のプレイヤーのベットと同額のベットしてゲームを続ける
- フォールド(Fold)/ダウン(Down):ゲームから降りる
- チェック(Check):パスをして次のプレイヤーに順番を回す
- レイズ(Raise):ベット金額を増やしてベットする
- リレイズ(Re-raise):レイズに対してさらに上乗せしてベットする
- オールイン(All In):プレイヤーが持っているチップ全てをベットする
アクションについてのより詳しい説明は『ポーカーのアクション』を参考にしてください。
テキサスホールデムポーカーのゲームの流れ
それでは、テキサスポーカーのゲームの流れをを大まかに説明します。
- ポーカーの席に座る
- ゲーム進行の順番を決める(ディーラーボタンが決まる)
- スモールブラインドとビッグブラインドをベットする
- カードが配られる
- プリフロップ・ラウンド
- フロップ・ラウンド
- ターン・ラウンド
- リバー・ラウンド
- ショーダウンで勝敗が決る
- 次のゲームへ
それでは、テキサスホールデムポーカーのルールをゲームの流れに沿って説明していきます。
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1.席に座る
まずは、ポーカーを行うテーブルの席に座ります。
座る場所は好きにどこでも構いませんが、ランドカジノではスタッフに案内された席に座ることが多いです。
2. ゲーム進行の順番を決める(ディーラーボタンが決まる)
ゲームの進行役となるディーラーが、各プレイヤーに1枚ずつ表向きにカードを配り、数の大きさをチェックします。
1番大きな数字が配られたプレイヤーは、ディーラーボタン(BTN)というポジションになり、「D」あるいは「DEALER」と書かれた円盤が置かれます※ゲームを進行するディーラーとは異なります。
数字が同じ場合には、スーツ(図柄)の強さで決定します。♧→◆→❤→♤の順です。
ディーラーボタンのプレイヤーは、基本的に最後にアクションをするプレイヤーのポジションです。
テーブルのポジション
ポーカーテーブルにおいてのポジションについて簡単に説明します。
ディーラーボタンが決まると、席に着いている人それぞれのポジションが決まります。ただしディーラーボタンは1ゲームが終わるたびに左側へ1つ移動するので、このポジションも左へずれていきます。
ポジションは次のようになっています(参加人数が10人の場合)。最初のスモールブラインド(SB)はディーラーボタンの左隣で、以下すべて1つ前のポジションに対して左隣の位置になります。
- スモールブラインド(SB)
- ビッグブラインド(BB)
- アンダーザガン(UTG)
- アーリーポジション(EP2・EP3)
- ミドルポジション(MP1・MP2・MP3)
- カットオフ(CO)
- ディーラーボタン(BTN)
ポジションについての詳しい説明は『ポーカーのポジションを徹底解説!』を参考にしてください。
3. SBとBBはブラインドをベットする
スモールブラインド(SB)とビッグブラインド(BB)のポジションにいるプレイヤーはブラインド(参加費)としてチップをベットします。
ブラインドベットは、強制ベットなため、ゲームに参加しない場合にでもブラインドをベットする必要があります。
- SBはブラインドの半分をベットする
- BBはブラインドをベットする
たとえば、ブラインドが2ドルの場合、最初にSBはその半分の1ドルをベットします。
もし勝負に参加しないのであれば、ベットしてから降りる(フォールドする)こともできます。アクションがひと回りしたら、残り半分のブラインドをベットします。
1ゲームごとにSBとBBが支払うルールとなっています。金額はゲームごとに違いますが、トーナメントの場合にはゲームが進むごとに増えていくのが通常です。
4.カードが配られる
次に、ディーラーから各プレイヤーにカードが2枚ずつ裏向きに配られます。
最初に各プレイヤーに配られる2枚のカードを「ホールカード」とよびます。
自分のホールカードは確認できますが、ほかのプレイヤーのカードは見ることはできません。
カードを受け取ったら、プレイヤーは自分の手札(スターティングハンド)を確認します。
カードは、SB→BB→UTG・・・へと左隣から順に配られます。
5.プリフロップ(Pre Flop)
ここから、いよいよプレイヤーのアクションが始まります。
カードがプレイヤーの手元に2枚ある状態でアクションが始まるベッティングラウンド(チップを賭ける回のこと)「プリフロップ」です。
すでにSSとBBが強制的にベットをしているので、ブラインドのすぐ左のポジションであるアンダーサガン(UTG)が最初のアクションを行います。
チップを賭けてゲームに参加するか、あるいは勝負から降りるかをそれぞれのプレイヤーが選択していきます。
アクションをする順番は、UTGから時計回り(左どなり)へ順番が移動していきます。
そして、2人以上のプレイヤーがゲームから降りることなく勝負を続けるならば、次のベッティングラウンドへ移ります。
もし1人のプレイヤーだけを残してほかのプレイヤーがゲームから降りたら、残ったプレイヤーが賭け金すべてを受け取り、次のゲームへと移ります。
6.フロップ(Flop)
次のベッティングラウンドが「フロップ」です。
フロップではテーブルに「コミュニティカード」3枚が表向きに置かれます。テーブルの中央に、開いて置かれるカードを「コミニティカード」と呼びます。
再びSBから時計回りに(SBがすでにゲームから降りていたら1番近いプレイヤーから)アクションをスタートさせます。
プレイヤーは自分の手札とコミュニティカードの5枚からなるハンド(役)の強さで勝負するかどうかの判断をし、アクションを選択します。
フロップの段階ではまだ2枚のコミュニティカードが開かれていないので、さらに強い役が出来る可能性があるかなどを推測してアクションを決めます。
もし、ほかのプレイヤーが強い手札を持っていると推測すれば、フォールド(ベットしたチップを放棄してゲームを降りる)もよいでしょう。
この時点でプレイヤーが2人以上残りった場合には、次のラウンドに移ります。
もし1人のプレイヤーのみを残してほかのプレイヤーがゲームを降りた場合には、残ったプレイヤーが積み上がったチップを受け取りゲームは終了します。
7.ターン(Turn)
次のベッティングラウンドが「ターン」です。
ターンでは、テーブルに4枚目のコミニティカードが開きます。
残っているプレイヤーがアクションを行います。プレイヤーが2人以上残れば最後のラウンドに移ります。
8.リバー(River)
最後のベッティングラウンド「リバー」です。
リバーでは、5枚目のコミュニティカードがテーブルに開かれます。
再び、残っているプレイヤーがアクションを行います。プレイヤーが2人以上残れば最後のラウンドに移ります。
9. ショーダウン(Show Down)で勝敗が決まる
リバーでも勝敗がつかなければ、残ったプレイヤーは全員が手札を表向きにしてハンド(役)の強さを比べて勝敗を決める「ショーダウン」となります。
ショーダウンで、最も強い役を持っているプレイヤーが勝者となり、すべてのプレイヤーがベットしたポット(積み上がったチップの置き場のこと)の賭け金を受け取ります。
〈引き分けの場合〉
ショーダウンによりハンドの強さが同じであった場合、引き分けとなりポットの賭け金は等分します。ただし同じ役であっても、数字の大きさにより強弱が異なります。
たとえばストレートやフラッシュの場合、1番高い数字を持っているプレイヤーの勝利となります。フルハウスであれば3カードの強さを比較し、3カードが同じであればペアの数字の強さを比べます。
10. 次のゲームが始まる
1ゲームが終わればディーラーボタンが左のポジションへ移り、次のゲームが始まります。
実践入門として覚えておきたいこと
初心者がポーカーを実践する時に心得ておくことは、常に勝負しようとしないことです。
また、勝てると判断した時はできる限りポットのチップを増やすように戦略を立てましょう。
常に勝負しないというのは、「損失を少なく利益を最大に」という点も投資活動に似ています。
ポーカーの攻略法や勝率を上げるためのテクニックも参考にして、スキルを上達させればポーカーで稼ぐことも夢ではありません。
✅合わせて読みたい「テキサスホールデムの戦略」
テキサスホールデムポーカーとは
テキサスホールデムは、ポーカーの世界大会などで公式ルールとなっているポーカーで、優勝賞金が億超えになる大会が多いことでも有名です。
日本でもポーカーの世界大会が開催されるほど人気があり、アメリカのカジノでは最も一般的なポーカーです。テキサスポーカーと略式されることもあります。
また、ほとんど全てのオンラインカジノでもテキサスホールデムをプレイすることが可能です。
テキサスホールデムと一般的なポーカーの違い
ひとくちにポーカーと言っても、ポーカーには多くの種類が存在します。
テキサスホールデムポーカー
テキサスホールデムポーカーも5枚の手札で勝負する点は同じです。
ただし、テキサスホールデムでは、最初に配られた自分の2枚の手札(ホールカード)と共有に使用するカード(コミュニティカード)の計7枚で強い役を競います。
つまりカードの5枚は一度に配られるわけではなく、はじめに配られた2枚の手札を交換することはしません。
また、テキサスポーカーでは、プレイ中にさまざまなアクションをプレイヤー自身が行う点でも大きく異なります。
詳しいポーカーの種類については「ポーカーの種類を解説!それぞれの特徴と遊び方」を参考にしてください。
一般的なポーカー
日本人の間で知られる一般的なポーカーは、ドローポーカーと呼ばれる手札5枚の強さを単に競い合うポーカーです。
各プレイヤーに5枚のカードを裏向きに配られ、残ったカードは山として置いておきます。
プレイヤーは自分のカードの中で不要なカードを捨て、同じ枚数を山のカードから引き、すべてのプレイヤーが順番に行い、3回繰り返します。そして一番強い役が出来ているプレイヤーが勝ちとなります。
知っておきたいポーカー用語
ポーカーには、専門用語は多くあります。
すでに、ルールや流れの中で基本の用語が出てきましたが、そのほかのポーカー用語についても簡単に説明してきます。
コミュニティーカード
コミニティカードは、ラウンドごとに1枚づつ置かれていき全部で5枚となり、プレイヤー全員が共有します。
ブラフ
ブラフとは、決して強くないハンドを持っているにもかかわらず、強いハンドを持っているかのようなふるまいをすることです。
たとえば、フロップで3・4・5と出れば、ストレートが完成している可能性があります。そこで実際にはストレートが出来ていないにもかかわらず大きくレイズすることを、「ブラフ」と呼びます。
ほかのプレイヤーが警戒しゲームを降りれば、賭け金すべてを手に入れることができます。ただし、ほかのプレイヤーが勝負に乗ってくると返り討ちにあう危険性があるので注意しましょう。
オリジナルレイザー
プリフロップでは最後にBBのアクションで次のラウンドに進みます。
しかしフロップ、ターン、リバーの各ベッティングラウンドでは、最初にレイズをした人が最後にコールかフォールドのアクションを起こすことで次のラウンドに移ります。
この最初にレイズしたプレイヤーのことを、「オリジナルレイザー」と呼びます。