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ポーカーのポジションを徹底解説! ポジションによって有利・不利が決まる

ポーカープレイにおける重要な「ポジション」。ポジションそれぞれの特徴を分かりやすく解説しています!

Kazama Shin - オンカジナビ
もくじ
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ポーカーのポジション解説

ポーカーは、6~10人のプレイヤーがテーブルを囲んで行われます。そして、プレイする順番は「ポジション」により決まります。

また、ポジションは、ポーカープレイにおける有利や不利に影響します。そのため、ポジションそれぞれの特徴を知っておくことがとても重要となります。

この記事では、ポーカーのポジションについて詳しく説明しています。トーナメントで行われるテキサスホールデムなどで優位にプレイするために学んでおきましょう!

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ポーカーのポジションとは

まずは、ポーカーのポジションについて簡単に説明します。

ポーカーのポジションとは「プレイヤーが座る位置」のこと

テキサスホールデムなどのポーカーは、ゲームに参加する6~10人のプレイヤーがテーブルを囲むように円形に座ります。

そして、プレイヤーは席順で「時計周り」に、つまり左回り側へと移動するように順番にアクションをします(※アクションとは、チップを賭けたりゲームから降りたりすること)

ポジションの決め方は異なる

ポーカーはテーブルの周りにプレイヤーが円形に座ります。座る席はランドカジノの場合、空いている席に自分で座るか案内された席に座ります。

テキサスホールデムが行われるポーカートーナメントの場合には、ランダムに席が指定されます。

プレイヤーが席に着いたら、カジノディーラーがそれぞれに1枚ずつカードを配ります。1番強いカードのプレイヤーが最後にプレイする「ディーラーボタン」となり、それをもとにほかのポジションが決まります。

ポジションは4種類ある

ポーカー ポジション

ポーカーには大きく分けて、4種類のポジションに分類されます。

そして、それぞれにさらに細かなポジションがあります。プレイヤーはこの順番にプレイをすることになります。

  • ブラインドポジション
  • アーリーポジション
  • ミドルポジション
  • レイトポジション

ポジションは1ゲームが終わるごとに左に1つずつ移動していきます。つまりプレイヤーは1ゲームごとにこのポジションが変わるということです。

とはいってもプレイヤーが席を移動するわけではなく、ポジションが左回りに移動します。最後にアクションをするプレイヤーの前に「ディーラーボタン(Dealer Button)」と呼ばれる目印のチップが置かれます。

ポジションの名前とその特徴

それでは、ポーカーのポジションについて分かりやすく説明します。それぞれの名前とその特徴を把握しておきましょう。

ブラインドポジション

ブラインドポジション(BLINDS POSITION)の中に、SB(スモールブラインド)とBB(ビックグラインド)があります。

「ブラインド」とはゲームに参加するために支払う「手数料」のことです。ポーカーでは、ブラインドポジションのプレイヤーが手数料を支払う決まりとなっています。

最初にアクションを決めなければならず、ほかのプレイヤーのアクションを見ることができないので不利とされています。ただし、先手をうってブラフができるという点では有利とも言えます。

スモールブラインド(SB)

スモールブラインドは1番最初にアクションをする位置になります。

まずは手数料の「半分」を支払い、順番にプレイヤーがアクションをしたあとに残りの半分を支払います。

ハンド(配られた2枚の手札)が弱いと判断したら、この半分の手数料を放棄してすぐにフォールドする(勝負から降りる)こともできます。

ビッグブラインド(BB)

ビッグブラインドはスモールブラインドの左に位置するポジションです。ブラインド(手数料)を最初に全額支払うのが決まりとなっています。

ポーカープレイの順番は2番手になります。もちろん支払ったブラインドを放棄してすぐにフォールドすることもできます。

アーリーポジション(EP)

アーリーポジション(ERALY POSITION)の中には、UTG(アンダーサガン)があります。

先にアクションをするプレイヤーがまだ少ないので得られる情報が少なく、ポーカープレイにおいてはSBやBBに次いで不利なポジションであると言えます。

アンダーザガン(UTG)

アンダーザガンは、3番目にアクションをする位置です。UTG、UTG1、UTG2があります。

プリフロップ(2枚のカードがプレイヤーに配られた最初のベッティングラウンド)では1番最初にアクションをするポジションでもあります。

そのため、ほかのプレイヤーの情報が一切ない状態で最初のアクションを決めなければならず、不利なポジションと言えます。

ミドルポジション

ミドルポジション(MID POSITION)は、ポーカーでは中盤でアクションをするポジションです。

中盤でアクションを行うプレイヤーになります。

ミドルポジション(MP)

参加人数によりMP1やMP2、MP3があります。3席、参加人数が少ない場合は2席が用意されます。

まだうしろにプレイヤーが控えているため、まだ有利なポジションにあるとは言えません。

レイトポジション

レイトポジション(LATE POSITON))の中に、HJ(ハイジャック)、CO(カットオフ)、BTN(ディ―ラーボタン)があります。

前のプレイヤーのアクションを見ることができるので有利とされます。

ハイジャック(HJ)

ここからレイトポジションになります。ハイジャックは最後のプレイヤーとなるディーラーボタンの2つ前で、位置的には有利なポジションです。

ただしこれはフロップ・ターン・リバー(場にカードが開かれるベッティングラウンド)以降になってからの話で、プリフロップの段階ではまだうしろにSBとBBが控えています。

カットオフ(CO)

最後の手前のポジションです。フロップ以降は有利なポジションと言えます。

ディーラーボタン(BTN)

単に「ボタン」とも呼ばれます。フロップ以降は最後にアクションをする順番となるポジションです。

ポーカーにおいてはほかのプレイヤーのアクションをひと通り見ることができるため、有利なポジションとされています。

ポジションの重要性

ポーカーのポジションはいろいろとありますが、ポイントはゲームプレイの「最初と最後」です。これはほかのプレイヤーの手札(ハンド)が何であるかを推測するうえで重要になるからです。

プレイする順番があとになるほど、その前のプレイヤーのアクションを見ることで推測に必要な情報が手に入り有利となります。

ポジションとハンドレンジの関係

ハンドレンジとは、プレイする2枚の手札の組み合わせの範囲のことです。

そのハンドレンジによりプレイを続行するかフォールドする(ゲームから降りる)かを判断することになります。

たとえば手札に「A(エース)」が1枚でもあればプレイを続行するとします。この場合のハンドレンジは、「A」を含むすべての組み合わせの2枚ということになります。

組み合わせが多いことを「ハンドレンジが広い」、少ないことを「ハンドレンジが狭い」と言います

ポジションは「ディーラーボタン」を含むレイトポジションのよほうが有利となります。有利なポジションはハンドレンジを広くしても勝つ可能性は高いのです

逆に「アーリーポジション」や「アンダーザガン」のような順番が早いポジションは、そのあとのプレイヤーが強いハンドを持っている可能性が高くなります。そのため、ハンドレンジを狭くしておくのが基本とされています

つまりポジションが有利な人はプレイできるハンドの組み合わせが多いので勝負する回数が多くなり、逆に不利な人は少なくなるということです。

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