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ブラックジャックのルールを徹底解説!

ブラックジャックのルールをわかりやすく解説しています!賭け方や遊び方の手順、ブラックジャック用語まで今日から始められる完全ガイド

Keita Maruyama- オンカジ専門家&編集長
もくじ
Keita Maruyama- オンカジ専門家&編集長
ブラックジャックを解説

ブラックジャック(トランプ21)は、カジノゲームの中でも特に人気の高いトランプを使ったカードゲームです。

21(トゥエンティワン)という別名があるように、カードの合計数が、もっとも「21」に近い数字を出した方が勝利というシンプルなルールで、初心者でも簡単に始めることができます。

ブラックジャックは、やり方を一度覚えてしまえば、意外に簡単で勝ちやすいゲームだということが分かるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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ブラックジャックのルール

ブラックジャックは、ディーラー(親)とプレイヤーが対戦して行われるカードゲームです。

ジョーカーを除く合計52枚のトランプカードを1~8デッキ使用してゲームが行われます。※デッキ数はテーブルによって異なります。

まずは、ブラックジャックの勝ち・負けがどのように決まるのかを説明していきましょう。

勝敗の決まり方

カードの合計数が「21」により近い数字で「21」を超えない数字を出した方が勝ちとなります。

また、合計数がぴったり「21」となることを「ブラックジャック」、「21」を超えてしまうことを「バスト(バースト)」と言います。

ブラックジャックはディーラー(親)よりも「21」に近いハンドを作ることを目指すゲームです。

以下に、プレイヤーが勝ち、負け、引き分けとなる条件を説明していきます。

勝ち

  • ディーラーよりも「21」に近い数字を出す
  • デイーラーの合計数が「21」を超える(バストをする)
  • カードの合計数がぴったり「21」となる

※ 3枚以上のカードで「21」の場合と、2枚のカードで「21」の場合では、2枚のカードの方が強く勝ちとなります。

負け

  • デイーラーが「21」を出す
  • 自身がバストをする

※プレイヤーとディーラーの両方がバストした場合は、プレイヤーが負けとなります。

引き分け

  • プレイヤーとディーラーと合計数が同じ

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ブラックジャックのトランプの数え方

ブラックジャック トランプ
数え方
2~9の数字そのままの数字で数える
J Q K の絵札「10」として数える
A「1」か「11」として数える ※プレイヤーは自分の有利になる数え方を選べます。

数え方の例

それでは、カードの数え方の例を3つ挙げていくので、一緒に練習していきましょう!

数え方の例1)「J」と「3」の場合→ 10+3=13

ブラックジャック トランプ

数え方の例2)「A」と「8」の場合→ 1+8=9 

もしくは 11+8=19 ※Aを1もしくは11と数えます。

ブラックジャック 数え方の例

数え方の例3)「A」と「K」の場合→ 11+10=21

※ Aと絵札いずれかの組み合わせで21になった場合を「ナチュラル」あるいは「ブラックジャック」と呼びます。

ブラックジャック 数え方の例

ブラックジャックの配当

次に、ブラックジャックの配当やオッズ表記を説明します。

配当倍率
勝ち(プレイヤーが強い)1倍(ベット額と同額)
ナチュラルブラックジャック(合計数が21)1.5倍。(一部のカジノでは2倍)
プッシュ(引き分け)ベット額がそのまま返金される
負け(ディーラの方が強い)ベット額は没収される
バーストベット額は没収される

デイーラー側だけの特別ルール

ブラックジャックには、ディーラーだけに適用されるルールがあります。

  • カードの合計数が「17」を超えるまで、カードを追加(ヒット)する
  • カードの合計数が「17」になったら、カードは追加されない(スタンド)

プレイヤー側だけの特別ルールとアクション

プレイヤー側だけに適用される特別ルールは、プレイヤー側が有利となり、戦術にも使えるアクションです。プレイヤーだけに与えられた特権とも言えます。

すべてのオプションが全テーブルで使用できるわけではありませんが、知っていれば配当を多くしたり、負け金を少なくすることも可能になるので覚えておいて損はありません。

ダブルダウン(Double Down)

ダブルダウンは、もう1枚を引いて最初のべット額を2倍にして賭けることができるオプションです。

自分の持っているハンドに自信がある場合には、プレイヤーにとって有効に使うことができます。

勝てば2倍の配当が得られる反面、万が一負けてしまった場合には賭け金も倍になってしまうため、ダブルダウンは次のカードで何が出ても「絶対にバストしない」時だけに使うようにしましょう。

ハンドの合計数が12の時はダブルダウンはしないでください。

スプリット(Split)

スプリットは、初めに配られた2枚のカードを1枚ずつにわけ、それぞれのカードにもう1枚ずつカードを追加することです。

つまり、2組のハンドで同時にゲームを続けることができるというわけです。

ただし、スプリットは最初に配られた2枚のカードが同じ数字のカード(ペア)の時のみ利用することができます。スート(ハートやクローバー)は関係ありません。

また、スプリットしたあとに何回でもヒット(カードを引く)することができます。

スプリットは、最初に配られたペアでは勝てそうもない場合や、ディーラーのカードがバストしそうな時に使うと良いでしょう。

分割したハンドがそれぞれ21になった場合、それぞれ1倍 の配当がもらえます。

サレンダー(Surrender)

サレンダーは、最初に配られた2枚のカードのハンドで勝てないと思った場合には、プレイヤー自らが降参して勝負を降りることができるオプションです。

サレンダーした場合には、ベット額の半分が返ってきます。ちなみにサレンダーは日本語で「降参する」という意味です。

つまり賭け金の半分は取られてしまいますが、勝てる見込みがないので負け金を少なくすることができるわけです。

自分のハンドがとても弱く、ディーラーのアップカードが強い場合に使うのが有効です。

オンカジではサレンダーボタンを押してください。ランドカジノで、サレンダーのオプションが有る場合にはディーラーに「サレンダー」と伝えればOKです。

スイッチ(Switch)

スイッチは、配られたカードの2枚目を、別のハンドと入れ替える(スイッチ)できるオプションです。エクスチェンジ(交換する)とも言われます。

カードの入れ替えをすることで合計点を「21」に近づることが可能なのでプレイヤーにとっては有効なオプションです。

「ブラックジャックスイッチ(Black Jack Swicth)」や「ブラックジャックエクスチェンジ(Blackjack Exchange)」という種類のブラックジャックで使用することができるオプションです。

インシュランス(Insurance)

インシュランスは、ディーラーのアップカード(表向きに配られたカード)が「A」の時に選択をすることができるオプションです。

これは、アップカードが「A」の場合は、ディーラー側が「21(ブラックジャック)」になる確率が高いため、賭け金の半分を保険代として支払い、すでにベットしている賭け金を守ることができます。

結果ディーラーのカードが「21」になった場合には、保険料に対する2倍の配当が支払われ、保険料も戻ってくるため差し引きゼロとなります。「21」にならなかった場合には、保険料だけが取られ、賭け金は戻ってきます。

つまり、インシュランスをしてディーラーが「21」になれば損はないということになります。ただし、基本的にインシュランスは的中率が低く、プレイヤー側にとってあまり有益ではルールと言えます。

イーブンマネー(Even Money)

イーブンマネーはインシュランスと同じく、ディーラーのアップカード(表向きに配られたカード)が「A」の時に選択をすることができるオプションです。

イーブンマネーも最初の賭け金の半額で、ディーラーがブラックジャックになるかどうかに賭けます。

インシュランスとに違いは、自分にブラックジャックが完成している時に使うという点です。

イーブンマネーを利用した場合には、ディーラーが「21」だった場合には1倍配当がもらえます。

ただし、自分のブラックジャックが確定していて、ディーラーが「21」とならなかった場合には、1.5倍の配当がもらえるわけですから、利用する価値はあまりないと言えます。

ブラックジャックのテーブル説明

ブラックジャックのテーブルは、ディーラーを正面にして、プレイヤーが座っています。一般的にプレイヤー最大7人まで座ることができます。

ブラックジャックのテーブル
用語説明
チップ賭けに参加するためのお金の代用。ABSプラスチック製、粘土製、セラミック製のチップがある
ベットエリアプレイヤーがベットするチップを置く場所。別名ベッティングサークル
カードシュートランプを収めている箱。ディーラーはカードシューからカードを出して配る
ディスカードホルダー使い終わったトランプカードを収納する箱

ちなみに、ブラックジャックのテーブルではディーラーに面した、右の席が一番有利な席と言われています。

ほかのプレイヤーの行動を見て最後にベットやヒット/スタンドの判断ができることや、ディーラーのアップカードを確認できるので、ヒット/スタンドの判断に役立つことが理由と言われています。

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ブラックジャックの遊び方|ゲームの流れ

ブラックジャックのルールや賭け方をゲームの流れに沿って説明していきましょう。

1.席にすわる

ブラックジャック ゲーム

まず、ブラックジャックを行うテーブルに座ります

2.ベット額を決める

ブラックジャック ゲーム

ベット額を選択しチップをベットエリア(ベッティングサークル)に置きます。

ブラックジャックの賭け方は、基本的に賭けたい金額のチップを置くのみです。

3.ベットが締め切られる

ブラックジャック ゲーム

カジノやライブカジノでは、ディーラーの「ノー モア ベット(ベット締め切り)」の合図でベットが締め切られます。

オンラインカジノの場合には、「ディールボタン(DEAL)」を押して賭けを決定します。

4.カードが配られる

ブラックジャック ゲーム

ディーラーとプレイヤーにそれぞれ2枚のカードが配られます。

プレイヤーには2枚とも裏返しで、ディーラーには1枚をオモテ向き(アップカード)で1枚は裏返しの状態です。

ディーラーのカードが1枚見えるというのが、このブラックジャックのポイントです。自分のカードとディーラーのカード、どちらの合計数が多いのかを予想する大事なヒントになります。

5.プレイヤーがアクションをする

ブラックジャック ゲーム

プレイヤーは配られた2枚のカードを見て合計数を計算し、「スタンド」「ヒット」「ダブルダウン」からアクションを選択をします。

  • スタンド(STAND):ディーラーに勝てそうだと判断したら「スタンド」。スタンドはカードをそれ以上もらわないという意味です
  • ヒット(HIT):もう1枚追加したほうがよいと判断したら「ヒット」
  • ダブルダウン(DOUBLE DOWN):あと1枚カードを引いて、賭け額を2倍にしたい場合には、「ダブルダウン」

6.ディーラーのアクションを待つ

ブラックジャック ゲーム

プレイヤーがアクションを終えたら、次はディーラーのアクションに移ります。

ディーラーはハンドが17以上になるまでカードを引きます。プレイヤーとディーラーのアクションが終われば、カードの合計数を確認します。

7.勝敗が決まる

ブラックジャック ゲーム

プレイヤーのカードの合計数がディーラーの合計数よりも大きいと勝ちとなり、チップは倍になります(配当1倍)。

逆に合計数が小さいと負けとなり、チップは没収されます。合計数がぴったり21(ブラックジャック)で勝った場合は、チップは2.5倍になります(配当1.5倍)。

勝敗が決まれば1セット終わり、次のゲームに移ります。

8.次のゲームへ

ブラックジャック ゲーム
  • ベット額を変更して、新しいゲームを始める場合は「ニューベット(NEW BET)」
  • ベット額を変更せずに、ゲームを続ける場合は「リベット(REBET)」

以上が、ブラックジャックのゲームの流れと遊び方です。

ブラックジャックのサイドベット

ブラックジャックでは、通常にベットする賭け方のほかにも、一部のテーブルではサイドベットとよばれる賭け方をすることもできます。

サイドベットには、最初にプレイヤーに配られる2枚のカードが対象となりパーフェクトペア(同じスートや数字など)と呼ばれる賭け方があります。

配当は、7倍~26倍と高配当が狙える方法ですが、長期的には損をしてしまう賭け方なのでむやみに手は出さないほうが賢明です。

ブラックジャック用語

ブラックジャックをプレイする時に知っておきたい用語を一覧でまとめています。

ブラックジャック用語意味
ハンド手持ちのカードのこと
バストカードの合計数が「21」を超えてしまうこと。「バースト」とも言う
ヒット(Hit)カードを追加で1枚引くこと。プレイヤーはバストするまで何枚でも引くことが可能。ランドカジノではテーブルを軽く叩くのがヒットの合図
スタンド(Stand)カードを追加しないで待つこと。ランドカジノでは手のひらを下に向け左右に振ることがスタンドの合図
ステイ(Stay)スタンドと同じくカードをこれ以上追加しないで待つこと
アップカード最初に配られる表向きのカード
ホールカード裏向きに伏せられたディーラーの2枚目のカード
ナチュラルアップカードが「A」と「10」もしくは「絵札」で合計「21」になること。別名「ナチュラル21」
ソフトハンドA(エース)を含むハンド のこと。「11」もしくは「1」に数えることができるので有利なハンド
ハードハンド手持ちの合計数が「12」以上のこと。もしくはA(エース)を「1」としてしか数えられないハンドやAがないハンドのこと。次のヒットで「10」が来た場合にバストするハンド
プッシュプレイヤーとディーラーのハンドの合計数が同じのこと。勝負は引き分けになる
ダブルダウン賭け金を倍に増やしカードを引くこと。ダブルダウンした場合にカードを引けるのは1枚のみ
スプリットハンドを2つに分けること。主にA(エース)が2枚来た時などに使われる
インシュランスディーラーのアップカードがA のとき、プレイヤーが追加のベットをすることができるオプション
ミニマムベットテーブルで1ゲームに賭けられる最低金額
マックスベットテーブルで1ゲームに賭けられる最高金額
ノーモアベットベット時間締め切りの合図でディーラーがいう「No More Bet
DEALER MUST HIT SOFT 17ディーラーはカードの合計数がソフトハンドの「17」になるまでヒットするという意味
DEALER MUST STAND ALL 17ディーラーはカードの合計数がソフトハンドでもハードハンドでも「17」になればスタンドするという意味
BLACKJACK PAYS 6 TO 5ブラックジャック(合計数21)で勝った場合には1.2倍支払われるという意味
INSURANCE PAYS 2 TO 1インシュランスをした場合には、2倍支払うという意味
NO MID DECK ENTRYシャッフルとシャッフルの間の途中参加はできないという意味
1 TO 1配当1倍の意味。
3 TO 2配当1.5倍の意味。

ブラックジャックをプレイする際のマナー

ランドカジノで実際にブラックジャックをプレイする際のエチケットやマナーを紹介していきます。

  • アクションは必ず手の動作で伝達します。スタンドしたい場合には、手の平を下に向け左右に振り、ヒットしたい場合には、テーブルを軽く叩いてください。
  • サレンダーする場合には、口頭で「サレンダー」と伝えましょう。
  • 両手でカードを持たないようにしましょう。これは、プレイヤーが不正をしていると見られないためです。
  • カードが配られたらチップには触れないようにしてください。
  • 勝った場合には、テーブルの離れる際にディーラーにチップを渡しましょう。相場などはないので自身の気持ち程度を少し渡せばOKです。

オンラインで本物のディーラーとブラックジャック対戦!

ライブブラックジャック

オンラインカジノのライブカジノでは、実際に海外にあるスタジオをつながり、本物のディーラーとリアルタイムでブラックジャックが対戦できます。

また、世界中から参加している他のプレイヤーも同時に座ってゲームができるので、実際のカジノでプレイしているような雰囲気も感じることができます。

ルールが理解できたらぜひ挑戦してみてくださいね。

まとめ

ブラックジャックの基本ルールは理解していただけましたか。

ブラックジャックは「ベーシックストラテジー」という基本戦略にしたがってプレイすると、還元率が98%に近くなります。これは、世界に存在する数多くのギャンブルの中でもかなり高い数字です。

そして、「カウンティング」などのブラックジャックの必勝法を組み合わせて使い頭脳戦を制することで最も勝ちやすいギャンブルとなる、プレイヤー有利のカジノゲームです。

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