近頃、日本のパチスロ界隈を賑わせている「スマスロ」というワード。ギャンブラーの方であれば一度は聞いたことがあるかもしれません。
ここ数年規制が激しくスロットは終わったとまで言われていましたが、スマスロの登場はその状況を一変させるほどのインパクトがある出来事でした。
当記事では、そもそもスマスロとは何なのかの説明に加えて、現行の6号機やオンラインカジノのスロットとの違いについても分かりやすく解説していきます。
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スマスロとは?
スマスロとは、メダルレス(メダル不要)でプレイすることのできる最新のパチスロ機です。正式名称は「スマートパチスロ」といい、2022年11月より導入開始となりました。
スマスロでは、スロット内でメダル枚数が管理されるため、メダルの投入やドル箱への移し替えなどの作業なしに手を汚さずに遊戯を楽しめます。
ホール側もメダルの洗浄や管理、ドル箱の計数対応がなくなるため、人件費を削減することが可能です。最近では、スマスロ専門店が登場するほどの人気ぶりで、スロット業界を根本から変えるのではないかと期待されています。
スマスロの特徴
スマスロには、メダルレス以外に主に以下の3つの特徴があります。
- 有利区間上限の撤廃
- 差枚数で2,400枚まで獲得可能
- コンプリート機能搭載
はじめに、有利区間上限が撤廃されたことで、スロットのゲーム性にかなり幅を持たせることが可能となりました。
次に、スマスロでは一回のAT(ボーナス)で差枚数2,400枚まで払い出し可能となったため、それまでに飲み込んだ枚数に応じて一撃5,000枚を出すことも可能です。
最後に、スマスロにはコンプリート機能が搭載されています。これは、一日1万9,000枚のメダルが出た時点で打ち止めになる機能で、スマスロの出玉性能が高すぎるが故に制御を目的に付けられたと言われています。
6号機とスマスロを比較
スマスロが登場するまで、市場には6号機と呼ばれるスロットが普及していました。現在は6.5号機が中心となっていますが、一体スマスロと6号機ではどのような違いがあるのでしょうか。
以下は、6号機〜6.5号機とスマスロの規制やボラティリティを比較した表です。
機種 | 有利区間 | 獲得枚数 | ボラティリティ |
---|---|---|---|
6.0号機~6.1号機 | 1,500G | 最大2,400枚 | 低~中 |
6.2号機~6.4号機 | 3,000G | 最大2,400枚 | 中~高 |
6.5号機 | 4,000G | 差枚数で2,400枚 | 中~高 |
スマスロ | 上限なし | 差枚数で2,400枚 | 高 |
「バジリスク絆2」を代表とする6.0号機は、有利区間が1,500Gかつ最大2,400枚とスロットの歴史を振り返ってもダントツで規制が厳しく、スロッター離れを引き起こした原因と言われています。
「番長ZERO」をメインとする6.2号機では、有利区間が3,000Gに規制緩和されたことで6.0号機よりはゲーム性が広がりましたが、最大2,400枚がネックとなり客足は戻りませんでした。
2022年6月、現在のメイン機種でもある「甲鉄城のカバネリ」を始めとした6.5号機が登場します。6.5号機はスマスロと同じく差枚数で2,400枚獲得することができ、有利区間も4,000Gまで緩和されたため、これまでの6号機とは全く違う機種として人気を集めました。
そして2022年11月になると、有利区間上限なしのスマスロが登場します。スマスロ第一弾として登場した「革命機ヴァルヴレイヴ」では、有利区間を都度切ることで差枚数2,400枚の壁を実質なくし、一撃万枚が出せるようになりました。6号機で消えていた圧倒的な出玉力と性能、射幸性を取り戻したことにより大きく注目を集め、スロット人口の回復に大きく貢献しました。
スマスロとオンラインカジノスロットの違いは?
最後に、スマスロとオンカジのスロットを比較してみましょう。
機種 | 場所・時間 | ベット額 | 獲得回数 | コンプリート機能 | ボラティリティ |
---|---|---|---|---|---|
スマスロ | パチンコ店舗・営業時間内 | 60円(20円x3枚) | 差枚数で2,400枚 | あり | 高 |
オンカジスロット | 制限なし | 制限なし | 上限なし | なし | 低~高 |
はじめに、スマスロとカジノスロットの最大の違いが場所や時間です。スマスロはパチンコ屋の中で営業時間内のみプレイできますが、オンカジスロットは時間や場所を選ばず楽しめます。
次にスマスロには、コンプリート機能が搭載されているため最高19,000枚(等価で38万円)で遊戯停止となります。
一方、オンラインカジノのスロットには、最大獲得枚数が決められていないため、一日に100万、1000万、あるいは1億と宝くじレベルの大金を掴むことも可能です。
またスマスロでは、最大レートが20円スロットとなるためワンベット60円となりますが、オンラインカジノスロットではワンベット10円〜1万円のようにスロットごとに決められた範囲内で自由にレートを選んでプレイできます。
ボラティリティに関してはどちらも基本的には高いですが、オンカジスロットの中には少ない軍資金で緩く遊べる台も存在するため、機種選び次第です。
こうして利点だけ見るとカジノスロットに軍配が上がりそうですが、日本のパチスロほど演出や音にこだわったエンターテイメントはないため、娯楽としての面白さはスマスロが勝つかもしれません。
どちらも長所があるので、ギャンブラーであれば気分に合わせて好きなスロットをプレイすることをおすすめします。
「スロッターだけどオンラインではは遊んだことがない」という方がいれば、登録するともらえる無料ボーナスでタダで遊べるオンカジもあるので、ぜひこの機会にプレイしてみてくださいね!
まとめ
今回の記事では、スマスロの概要とこれまでの6号機およびカジノスロットとの比較について解説しました。
圧倒的な出玉力とゲームとしての面白さを兼ね備えたスマスロは、これまでの6号機とは全く別次元のスロットです。もし、4号機・5号機の頃は遊んでたけど6号機で辞めてしまったという方がいれば、一度でいいのでスマスロをプレイしてみてください!必ず、日本のパチスロの面白さを思い出すことができますよ!
また、「パチンコ屋に足を運ぶほどではない」、「もっと夢のあるギャンブルをしたい」という方にはオンラインカジノのスロットがおすすめです。無料ボーナスを使って、ノーリスクで遊べるカジノもあるので、ぜひこの機会に遊んでみてくださいね!