トランプの意味を解説！マーク・数字・ジョーカーに隠された意味とは！？

トランプには4つのマーク（スート）があり、各マークにはA～Kまで計13枚、合計で52枚の数字カードと通常「2枚のジョーカー」で1セット。

そして、とても面白いことにトランプカードのマークや数字にはそれぞれ「意味」が存在しているんです。

そんな「トランプの意味」について、カードゲーム好きのライターが色々な角度から詳しく解説していきます！

トランプの意味

実は、「トランプ」という名称で呼んでいるのは、日本だけです。

英語では、カード（Playing Card）、そのほかの国ではその国で「カード」を指す言葉で呼ばれています。

それでは、どうして日本では「トランプ」と呼ばれるようになったのでしょうか？

英語でトランプ（Trump）の意味は、カードゲームにおける「切り札」または、「勝利」を意味するラテン語に由来します。

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トランプマークの意味を深掘り！

みなさんご存知の通り、トランプのマーク（スート）には「クラブ」「スペード」「ダイヤ」「ハート」の4種類があります。

そして、4種類のマークにそれぞれに、季節、時間、意味、物、職業、星座など、多くの意味が隠されているんです。

では、トランプマークに隠された意味をそれぞれ詳しく見ていきましょう！

マーク	季節	時間	意味	物	職業	星座
クラブ♣	春	夜	知識	こん棒	農民	火の星座
ダイヤ♦	夏	昼	お金	貨幣	商人	地の星座
ハート♥	秋	昼	愛	聖杯	僧侶	水の星座
スペード♠	冬	夜	死	剣	騎士	風の星座

トランプの数の意味

トランプの絵札にはＪ（ジャック）、Ｑ（クイーン）、Ｋ（キング）の3種類があり、各4つのマーク（クラブ、ダイヤ、ハート、スペード）が存在します。

つまり、「３×４=12枚」の絵札カードで「1年間（12ヶ月）」を意味していると言われています。

また、トランプの数字には「1年間（365日）」という意味もあります。

トランプのマークはそれぞれ「春夏秋冬」に分かれており、1つのマークには「1（A）〜13（K）」までの13枚のカードが存在しています。

この13枚は「週」を表しており、「第13週×4季節=52週間（364日間）」となっているのです！

トランプの数字は週を示している

トランプの数字は、以下のようにそれぞれの季節の週間を表しています。

エース（A）	第1週目
２〜１０	第2〜10週目
ジャック （Ｊ）	第11週目
クイーン（Ｑ）	第12週目
キング（Ｋ）	第13週目

例えば、クラブの場合は「春」、スペードの場合は「冬」の週間を表しています。

トランプの「ジョーカー」の意味

トランプの数字カードだけでは「52週間（364日）」となり、1年間（365日）に1日足りない！と気づいた方もいるのではないでしょうか。

そこで登場するのが、みんな大好きな「ジョーカー」なのです！

1枚のジョーカートランプを足すと「1年間（365日）」になり、2枚のジョーカートランプを足すと「366日」になります。

あれ？1日オーバーしてしまう！と思うかもしれませんが、4年に1度は2月が29日となるため、1年間が366日になりますよね。

これで、トランプカードの数字＆ジョーカーが「1年間」を意味していることが理解できたかと思います。

ビデオポーカーなどのカジノゲームでは、ジョーカーはA（エース）からK（キング）までの13枚のカードの代わりとして使うことができる万能なカードとして使われています。

トランプの色「赤と黒」の意味

トランプには「赤色」と「黒色」の2つの色のカードが存在しています。

トランプの色にも以下のような意味があります。

黒色のトランプカード	夜（太陽が沈んでいる時間）
赤色のトランプカード	昼（太陽の出ている時間）

つまり、ダイヤとハートは「昼」を表し、クラブとスペードは「夜」を表しているのです。

トランプの顔の向きの違いにも意味がある！

トランプカードの「ジャック（J）」「クイーン（Q）」「キング（K）」には顔が描かれています。

マークを真っ直ぐ見つめる	大好き
マークに対して斜め45度	まあまあ好き
マークに対して反対の斜め45度	基本は嫌い
スートに対して反対を向いている	大嫌い

それでは、各スートの意味に対して3人の顔の向きの違いを見ていきましょう！

クラブの意味：絵柄と顔の向き

トランプのクラブは「知恵」を意味しています。カードに描かれているものとスート（マーク）に対しての顔の向きもそれぞれ異なります。

絵柄	カードに描かれているもの	マークに対しての顔の向き
Ｊ（ジャック）	「ランスロ」と「盾」	反対向き
Q（クイーン）	「アルジーヌ」と「花」	斜め45度
K（キング）	「アレキサンダー大王」と「剣」	斜め45度

ジャックはまだ若いため知恵の大切さを分かっておらず、クイーンとキングはある程度知恵を熟知していると考えられます。

スペードの意味：絵柄と顔の向き

トランプのスペードは「死」を意味しており、カードに描かれているものとスート（マーク）に対しての顔の向きもそれぞれ異なります。

絵柄	カードに描かれているもの	マークに対しての顔の向き
Ｊ（ジャック）	「オジェ・ル・ダノワ」と「棍棒」	反対向き
Q（クイーン）	「パラス・アテナ」と「花」と「武器」	反対の斜め45度
K（キング）	「ダビデ王」と「剣」	反対の斜め45度

ジャックは死を全く意識していませんが、クイーンとキングは少しだけ死を意識しているように考えられます。

ダイヤの意味：絵柄と顔の向き

ダイヤは「お金」を意味しており、カードに描かれているものとスート（マーク）に対しての顔の向きもそれぞれ異なります。

絵柄	カードに描かれているもの	マークに対しての顔の向き
Ｊ（ジャック）	「ヘクトル」と「剣」	斜め45度
Q（クイーン）	「ラケル」と「花」	斜め45度
K（キング）	「カエサル」と「まさかり」	真っ直ぐ見つめる

ジャックとクイーンはお金好きといった感じですが、キングはお金がかなり大好きなようです。やはり、お金はみんな好きということが分かります。

ハートの意味：絵柄と顔の向き

ハートは「愛」を意味しており、カードに描かれているものとスート（マーク）に対しての顔の向きもそれぞれ異なります。

絵柄	カードに描かれているもの	マークに対しての顔の向き
Ｊ（ジャック）	「ラ・イル」と「まさかり」	真っ直ぐ見つめる
Q（クイーン）	「ユディト」と「花」	反対の斜め45度
K（キング）	「カール大帝」と「剣」	斜め45度

ジャックは愛に飢えているようで、クイーンはあまり愛に興味がなく、キングは愛は大切といった感じでしょうか。クイーンが愛にあまり興味がないのは意外な感じです。

トランプの意味まとめ

今回は、トランプカードの絵柄や数字、ジョーカー、赤黒、顔の向きの意味などについて詳しく解説してきました。

トランプカードは「季節（春夏秋冬）」や「1年間（365日）」、「昼夜」などを意味しています。

普段、何気なくトランプカードを使用した娯楽やカジノゲームを楽しんでいるものが、私たちの日常生活とこんなに密接な関係があるとは驚きですよね！

また、「ジャック」「クイーン」「キング」の顔の向きにも奥深い意味が隠されており、それぞれの本性を見ると少し面白さを感じてしまいます。

トランプは意味を理解していなくてもさまざまなゲームやカジノをプレイすることはできますが、トランプそのものの意味を理解したうえでプレイすると、より楽しめるなと感じます。