カジノを含む日本の統合型リゾート(IR)で定められたカジノ施設の監督や管理を行う政府機関であるカジノ管理委員会が4月2日、日本で解禁されるカジノに関する『カジノ事業等の規制について』を公表しました。
ここでは日本のカジノにおける禁止事項やギャンブル依存症対策などのほか、具体的なカジノゲームについても記載されています。日本のパチンコはカジノで認められるゲームには入っていません。
施行規則案で認められたカジノゲームは、テーブルゲームと電子ゲーム9種類(21分類)です。その詳しい内容と簡単なルールを説明してきます。
尚、5月9日までの意見公募の後、日本におけるカジノの施行規則は決定される予定です。
日本版カジノでは9種類(21分類)のテーブルゲームおよび電子ゲームの名が現時点で挙げられています。バカラ、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、シックボー、クラップス、マネーホイール、カジノウォー、パイゴウとなります。以下に、詳細を簡単にまとめています。
バカラは、バンカーとプレイヤーにそれぞれ配られるトランプカードの合計数下1桁が『9』に近い方が勝ちとなるルール。カードのシャッフルは人力ではなく電子シャッフラーが使用されます。
ブラックジャックは、配られた2枚のカードの合計が『21』を超えないように21に近い得点を目指すルール。
プレイヤーとディーラーとの1対1で勝負が行われます。トランプ52枚を4~8組でA、K、Q、J、10~2までの13枚×4個のスートが使用されます。
規制案では「トゥエンティーワン」として以下の4種類が公表されており、基本ルールは全て同じです。
ポーカーは、5枚のトランプの数字や絵柄の組み合わせで、あらかじめ決められたポーカーハンド(役)の強さで勝敗が決まるルール。
規制案ではプレイヤーとディーラーとの勝負で行われるポーカーが5種類。プレイヤー同士で行われるポーカーの種類が3種類となります。
ルーレットは、ディーラーが回転盤(ホイール)に投げ入れたボールが落ちる数字や色(赤または黒)の予想し、的中すれば配当が支払われるルール。
規制案ではルーレットには2種類があり、赤黒などの当たる確率が微妙に異なります。
プレイヤーが振る2個のサイコロの目を予想し、的中すれば配当がもらえるルール。1投目で7もしくは11、2投目以降で1投目 と同じ合計数が出ること等を予想します。
シックボーは、ディーラーが振る3個のサイコロの目の合計数や組み合わせを予想をし、的中すれば配当がもらえるルール。
カジノウォーは、プレイヤーとディーラーに1枚ずつトランプカードを配り、その強さを競うゲーム。
マネーホイールは、回転しているホイールのストッパーが止まるシンボルを予想して的中すれば配当がもらえるルール。
パイゴウは、プレイヤーとディーラーにそれぞれに配られる4枚の牌で2枚2組で作る役の組合せの強さを競うゲーム。
スロット(RNG搭載)で払い戻し率は90%以上100%未満となっています。日本でおなじみのパチンコとパチスロはカジノにはありません。
依存症対策としてスピン間隔は3秒超にすることや、オートプレイを禁止することが定められています。さらにチップ残高は日本円およびクレジット形式で表示されます。
アルコール飲料の飲み過ぎで正常なカジノ行為ができないと判断されるとゲームを続けることはできなくなります。海外のように無料で配られるアルコール飲料を飲みながらプレイする、というのは注意したほうがよさそうですね。
あるいはカジノ行為にのめり込んでいると判断されると、一時的に休止を促されます。ほかにポーカーにおいては手札の公言を禁止されるなど、いくつか注意が必要です。
今回発表されたカジノゲームは、海外のカジノで採用されている主なものが揃っているといった印象です。ポーカートーナメントもあるなど、カジノゲーム好きには満足できる内容と言ってよいでしょう。
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