1月13日に和歌山県が国に提出する予定のIR施設に関する「区域整備計画原案」の内容が産経新聞より報じられました。その内容の一部と和歌山のカジノ施設に対する姿勢の考察をご紹介します。
和歌山県が国に提出する予定のIR「区域整備計画原案」が明らかになったと、1月13日に産経新聞が報じました。
(参考:「<独自>和歌山IR 区域整備計画の原案判明」)
これによると、和歌山県が建設を計画しているIR施設の名称は「The PACIFIC(仮称)」になるとのことです。
PACIFICは「太平洋」を意味する言葉ですが、和歌山湾の人工島「和歌山県マリーナシティ」にIR施設を建設することから太平洋上に浮かぶ複合施設を連想させるものとなるでしょう。開業の目処は2027年(令和9年)の秋になるようです。
気になるのはIR施設の内容ですが、まずはIR区域全体のテーマを「『和歌山の自然資源』と『世界最先端のテクノロジー』の融合」にしています。
和歌山県は観光資源を背景にしたリゾート型IRを目指すとしていました。さまざまなスポーツと温泉やグランピングなどの融合も計画していたので、それを反映させた内容であることがわかります。
カジノ施設ですが、米カジノ大手シーザーズ・エンターテインメントがもつ運営ノウハウを生かしたものとなるようです。カードゲームや電子ゲームなどカジノゲームのエリアごとにマネージャーを置き、ディーラーとお客のカジノ行為を監督します。
カジノ区域は本人確認が必要なゲート以外から入場することはできない設計となっています。
このあたりはIR誘致を問う住民投票の実施を求められていることも加味し、安心してカジノを利用できる配慮をしていることのアピールにつながると考えられます。
IR施設の開業により見込める年間来訪者は約1300万人としています。これにより経済波及効果は年間で約2600億円と算出されています。
開業5年間の入場料はおよそ600億円、納付金がおよそ1100億円になると見込み、これをギャンブル依存症対策の費用などにあてるとしています。このあたりも、カジノに対する不安感の払拭につながることに期待したいところでしょう。
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