江原 愛
江原 愛
2021年もあっという間に1か月が過ぎましたね。この1か月でオンカジとカジノ業界からも続々と興味深いニュースが入ってきています。いくつかをピックアップしてご紹介していきましょう!
世界最大のスロットマシンメーカーのひとつ、International Game Technology(IGT)が、カジノプレイヤーが自分のアカウントにある暗号通貨(仮想通貨)をスロットマシンに直接預けることを可能にする技術で特許を取得しました。現時点ではビットコインとEthereum(イーサリアム)の2つの仮想通貨が利用可能です。新型コロナのパンデミックが続く中、ランドカジノでは導入の着々と進めているようです。
今後は、ブロックチェーンによる安全性と匿名性の高さで人気の仮想通貨が利用できるオンラインカジノのように、ランドカジノのスロットでも暗号通貨を使用することで、キャッシュレスでゲームを楽しむことができると考えられます。
オンラインカジノで応用できるテクノロジーのトレンドが米国のオンラインカジノサイトで公表されています。
そのひとつに、VR(バーチャル・リアリティ)やAR(拡張現実)技術を利用したカジノゲームの現実化です。すでに2017年にNETENTは人気スロット「GONZO'S QUEST」のVRバージョンのデモを発表しています。また、大手マイクロゲーミングもVRルーレットのデモを発表しています。
しかし、これらの技術をフルに活用したゲームを楽しむためには、相当のマシンパワーが必要なため、スマートフォンの性能もよりパワフルなものが求められます。
より高性能となる携帯端末が開発されることで、VRやAR技術を活用したオンカジゲームをストレスなくプレイできることが期待されるというわけです。
オンラインカジノにはたいていの場合、ユーザーが自身のアカウントに入金できる金額を制限しています。少なくとも、1回あたりの入金可能金額に上限を設けているということです。
しかし調査会社のBehavioral Insights Team(英国)による発表によると、この入金制限オプションを解除することでユーザーは、自身が設定する上限を46%低くすることがわかりました。
ギャンブルに関するサポート団体であるGambleAwareの資金提供のもと、1700人以上のオンラインカジノプレイヤーが入金制限に関する調査に参加しました。この調査は、従来の入金制限オプションと入金制限がないオプションのどちらかを選び、自身で最大入金額を設定するというものです。すると調査に参加したオンラインカジノプレイヤーは、平均すると入金制限金額を46%引き下げたのです。
これはカジノプレイヤーがオンラインカジノでのお金の使いすぎ防止につながることを意味します。ひいては、ギャンブル依存症の対策にもつながる可能性があります。
2021年もカジノ業界の躍進に期待して思いっきりカジノゲームを楽しもう!
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