長崎県は国にIR計画を提出したものの、資金調達の詳細が明かされていなかったことが問題視されていました。しかし8月5日にIR事業者が米金融大手の「キャンター・フィッツジェラルド」から10億ドル規模を調達する話が進んでいることがわかりました。さらにカナダの投資会社「クレアベスト・グループ」も最大で5億ドルを出資する予定とのことです。
今回の資金調達に関する情報源は「関係者」となっています。これは長崎IRの事業者である「カジノオーストリアインターナショナルジャパン(CAIJ)」かIRの運営主体である特定目的会社「KYUSYUリゾーツ」のどちらと考えられますが、定かではありません。
報道内容によると、キャンター・フィッツジェラルドは出資と融資の両面で支援するとしています。
キャンター・フィッツジェラルドは1945年に設立されたアメリカの金融サービス会社で、世界22カ国の約150地域に拠点を置いています。日本にも「キャンターフィッツジェラルド証券株式会社」が港区赤坂にあります。
おもな事業内容としては機関投資家向けに株式や債権の販売と取引を行っています。
長崎県のIRに必要な事業費はおよそ4383億円とされています。そのうち金融機関からの借入金などが約2630億円、企業などからの出資金が約1753億円となっています。
出資金のうちCAIJが約60%で外資系が約30%、国内企業が約10%の支出という計画です。借入先は米不動産サービス大手のCBREや欧州の大手金融機関などを予定しています。
キャンター・フィッツジェラルドからの資金調達が実現すれば、約1350億円を確保できることになります。
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