オンラインカジノサイトのレオベガスを運営しているLeoVegas GroupをMGMリゾーツが買収しました。買収の話はすでにありましたが、双方の合意に至ったと8月31日に発表されました。この買収により、ランドカジノとオンラインでスポーツベット事業を運営するMGMリゾーツは本格的にオンラインカジノ業界にも参入することになります。
MGMリゾーツはレオベガスの株式公開買付がレオベガス株主の96%に受け入れられたと8月31日に発表しました。入札総額は約6億400万ドルに相当し、決済は9月7日の予定です。
この取引によりMGMリゾーツはレオベガスのオンラインカジノとスポーツベット事業を手に入れることになります。
レオベガスはナスダック証券取引所での株式を上場廃止します。
2019年から日本でのサービスを開始したレオベガスですが、2022年8月31日に日本市場から撤退しました。そのため、LeoVegas Groupは運営していた「レオベガス」と「ロイヤルパンダ」の日本向けサイトを終了させています。
オンラインカジノサイトのレオベガス運営は9月1日から「Dawg Entertainment B.V.」が引き継ぎ、「カジノレオ」として日本でのサービスを続けています。レオベガスのアカウントはそのままカジノレオに移行しています。もちろん新規ユーザーはアカウント登録できます。
2011年に設立されたレオベガスは2014年のサービス開始以来、順調に収益を上げてきました。特に2017年から2021年にかけては、年間平均で16%の成長を記録しています。
レオベガスは北欧とヨーロッパ9つの地域でライセンスを所有しオンラインカジノサービスを提供しています。2022年6月30日までの1年間では3億4900万ユーロの収益を生み出しました。本社はストックホルムに置き、マルタと英国、ミラノにもオフィスを構えています。
MGMリゾーツはその高い収益性を維持したサービスをそのまま取得することになります。また買収後はレオベガスの上級管理職をそのまま維持すると示しています。
MGMリゾーツはオンラインスポーツベットのBetMGMを運営していますが、こちらの経営状況は赤字となっています。レオベガスを連結貸借対照表に加えることで、赤字の一部を相殺することが可能となります。
また拡大を続けているBetMGMの米国市場へのプロモーション費用をレオベガスの収益で補うものとみられています。
BetMGMは米国でのスポーツベッティングとiGaminh市場では25%のシェアを誇っています。ただ2022年のBetMGMの負債総額は2億2500万ドルに達するとみられているので、レオベガスの買収によりBetMGMの経営をうまく軌道に乗せることができるかどうかにも注目が集まっています。
BetMGMは米国でサービス提供しており、日本でアカウント登録することはできません。
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