世の中にギャンブルは多くありますが、一番勝ちやすいギャンブルは何か気になる人は多いはず。
ギャンブルでよく参考にされる「還元率」は、賭け全体に対して平均して何%の賞金が払い戻されたかという実績を表しています。
この記事は、こんな方にぴったり!
還元率はギャンブルによって大きく異なるので、勝ちやすさを求めるのであれば、還元率の高いギャンブルを選ぶのが良い選択でしょう。
日本で遊べるギャンブルにおける還元率を比較して紹介しています。また、還元率と一緒に知っておきたい「ボラティリティ」についてもあわせて解説してきます!
まずは、ギャンブルによって還元率がどれほど違うのかが分かりやすいように表にしました。ギャンブルを還元率が高い順に並べています。
順位 | ギャンブル名 | 還元率 | ボラティリティ | ライセンス発行元 |
---|---|---|---|---|
1 | オンラインカジノ | 約95~98% | 中‐高 | ライセンス発行元 |
2 | 株・仮想通貨・FX | 約95% | 非常に高い | 金融庁 |
3 | パチンコ・パチスロ | 約80~85% | 中‐高 | 警察庁 |
4 | 競輪 | 約75% | 高 | 経済産業省 |
5 | オートレース | 約70% | 高 | 経済産業省 |
6 | ボートレース | 約75% | 高 | 国土交通省 |
7 | 競馬 | 約70-80% | 高 | 農林水産省 |
8 | スポーツ振興くじ(TOTO) | 約50% | 中 | 文部科学省 |
9 | 宝くじ | 約45-50% | 低 | 総務省 |
※公営ギャンブルの還元率は、総務省発行の実効還元率の資料を参照しています。
オンラインカジノやブックメーカーなどオンラインで運営されているオンラインギャンブルは、場所代や人件費を圧倒的に抑えることが可能になり、その分をプレイヤーに還元することを実現しています。
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還元率と深い関係の「ボラティリティ」がポイント! ボラティリティが高いほど、勝利の頻度が低いが、勝った場合のリターンが大きく、中は、勝利の頻度とリターンのバランスが取れているギャンブルです。低ボラティリティは、 勝利の頻度が高いが、リターンは少額。宝くじが該当しますが、還元率が低いため全体的なリスクは高めです。
ボラティリティとは、価格の変動の激しさ(変動率)を表すことばで、リスクの大きさの目安として使われています。
ボラティリティが大きいとは、急落・急騰が激しいこと。反対に、動きが小幅なことをボラティリティが小さいと言います。
それでは、次に各ギャンブルにおける還元率とボラティリティについて解説していきます。
オンラインカジノの還元率は、95~98%とダントツの1位です。
ゲームを開発するプロバイダーは、イーコグラ(eCOGRA)などの第三者機関により還元率などの監査を受けゲームの公平性が証明されています。
また、オンライン上で運営されているため、圧倒的に人件費や場所代を削ることができ、その分をプレイヤーに還元していることが還元率の高さの理由でしょう。
ただし、カジノゲームの種類によっても還元率やボラティリティは異なります。たとえば大当たりが出る「プログレッシブジャックポットスロット」は大当たりを出すユーザーがいる反面、負け続けてしまうユーザーがいます。
当たる確率は低くても、大当たりを狙うならボラティリティの高いゲームを、平均的に得られる賞金の割合を高めたいならボラティリティが低いゲームを選ぶことが必要です。
※カジノゲームごとの還元率はカジノゲームごとの還元率 トップ5を大公開!をご覧ください。
株や仮想通貨、FXの還元率は、おおよそ95%です。
ほかのギャンブルと異なり売買を仲介する業者の手数料がバラバラのため、還元率を厳密に算出するのは難しいのが現状です。
値上がりし続けると仮定して、その間は誰もが損失を出さないとするならば、還元率は100%を超えることになります。もちろんその逆もありますし、これが簡単には還元率を算出できない理由のひとつでもあります。
利益を出す人と損失を出す人との差が大きいことから、ボラティリティが相当に高いことは明らかです。つまりリスクは非常に高いことがわかります。
また、FXや仮想通貨、株の取引に関して管轄するのは金融庁ですが、海外業者の多くはその金融庁から金融商品取引業の登録を受けていません。そのような海外業者を利用することは違法ではありませんが、日本の管轄外にあることは認識しておきましょう。
パチンコとパチスロの約還元率は80~85%程と言われています。
パチンコは公営ギャンブルではないため、還元率が公表されていません。そのため、一部の専門家などの分析よりおおよその数値となっています。
ホールごとの釘の設定や機種ごとに控除率の設定、さらにパチンコ玉やメダルの換金率も地域によってばらつきがあるためです。
ボラティリティは機種によって異なりますが、それほど極端に違いは出ないと考えられます。また、個人がいつどの機械を選ぶかによって平均して得られる賞金に違いが生じます。
日本の公営ギャンブルである、競馬、ポートレート、競輪、オートレースの還元率は、約74~75%となっています。
法律で定められており、控除した賭け金の一部は国庫納付金として国が受け取り、残りは運営団体に入り地方の財源やスポーツ振興の財源などとして使われます。
公営ギャンブルの賭け方にはいろんな種類があり、高配当が狙える賭け方はボラティリティも高くなります。
たとえば、競馬であれば、単勝は80%、3連単は72.50%などJRAで払戻率が公表されています。つまり、平均して得られる賞金は還元率よりも低くなる可能性があることを知っておきましょう。
宝くじはの還元率は約45%と、ギャンブルの中ではもっとも低い数字です。
「当せん金付証票法」という法律で還元率が定められています。1等の当せん金額がかなり高額なのでボラティリティが高く、平均して得られる賞金の期待値はかなり低くなるでしょう。
その意味ではもっとも割に合わないギャンブルだと言えます。
ひとつ注意点として、ギャンブルの還元率は賭け全体における割合なので、個人が平均で受け取れる賞金の割合ではないことを理解しておきましょう。
還元率はあくまでも「賭けをしている全体で計算された」数値なので、個人差が生じます。その差は賞金のボラティリティ(変動の度合い)が高いほど大きくなります。
具体的に得られる賞金額の差が大きいほど当たりにくくなり、個人として還元率が高い人と低い人との差が大きくなるということです。宝くじなどは差が顕著に出ます。
ギャンブルの還元率を比較すると、かなり違いがあることがわかります。
日本の公営ギャンブルの還元率が低く、これは環境整備や管轄している各省庁や関連団体への人件費などが要因しています。
もうひとつチェックすべきは当たりやすさ、つまりボラティリティであり「どのような賭け方をするか」が重要です。
大当たりを狙えばボラティリティが高くなるため、投じたお金に対する損失の割合が大きくなります。還元率とボラティリティを考慮して、どのギャンブルを選ぶのか決めるとよいでしょう。
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