ギャンブルに対してどのような姿勢で取り組むのかが、ギャンブルを続けるためには重要です。
そのヒントとなることが、ギャンブルに関する名言から得られます。そこには実際にギャンブルを続けている人の叡智が詰まっているからです。
ここではギャンブルに関わるさまざまな立場の人による名言を集めています。
なかなか勝てないなど袋小路に迷い込んでいるならば、そこから抜け出すヒントが得られると思います。
数学者によるギャンブルの名言
〈人生はチャンスと選択の混合物です。
チャンスとは、あなたが人生で配られるカードと考えることができます。
選択は「あなたがどのようにプレイするか」です。〉
「天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(エドワード・ソープ 他1名著)」より
ブラックジャックの有名な攻略法「カードカウンティング」を考案した数学者、エドワード・ソープ氏による著書からのギャンブルにおける名言です。
ソープ氏の名言は人生そのものがギャンブルのようなものであるとも伝えているように思えます。そしてギャンブルというものの本質を見事に捉えています。
ギャンブルには運の良し悪しがつきものです。その運によって配られたカードをいかに利用するかが、ギャンブルで勝つために必要であるとしています。
ソープ氏はカジノから株式市場に活動の場を移し、確率と統計の知識を駆使して成功しました。その理論はのちにデリバティブで使われるブラック・ショールズ方程式につながっています。
競馬でのギャンブルの名言
〈当てたいが先に来ると馬券が下手になる〉
お笑い芸人のインスタントジョンソン・じゃい氏(本名:渡辺隆浩氏)による名言です。
競馬で当てようとする人は買い目が増える傾向にあることを的確に指摘した名言だと言えます。
当てようとすれば3点勝負から5点勝負、そしてボックス買いへと馬券を増やすケースが見られます。
点数を増やせば当然ながら、当たっても実入は少なくなります。馬券で外すことを恐れないメンタルの強さが必要だという内容の名言も、じゃい氏は発してます。
じゃい氏は2022年10月14日までに更新した自身のYouTubeチャンネルで、競馬のWIN5で自己最高額の9370万6710円の馬券を的中させたことを報告しました。
ギャンブラーによるギャンブルの名言
続いてギャンブラーとして有名な人の名言を4つご紹介します。
阿佐田哲也氏のギャンブルにおける名言
〈十回勝負すると素人は六勝四敗を狙う。玄人は一勝九敗でも勝つように張る〉
雀士として有名な阿佐田哲也氏(本名:色川武大氏)の名言です。小説家でもあり、代表作「麻雀放浪記」は映画化されています。
阿佐田氏はギャンブルにまつわる名言も多く残していますが、この名言はギャンブルの本質を見事に表しています。
ギャンブルは勝ち負けを繰り返すものなので、いかに損小利大を実現できるかがギャンブラーとして生き残るコツなのでしょう。
桜井章一氏のギャンブルにおける名言
〈勝負は強いから勝つのではない。99%の人は自滅することで結果として相手を勝たせてしまうのだ。〉
桜井章一氏も雀士として有名な著作家で、ギャンブルに関する著書もあります。麻雀では20年間無敗であることから「雀鬼」の異名を持つ人物です。
この名言とは別の表現で、人は悪い状況の時には良かった時と比較しがちだと言っていますが、それがゆえに冷静さを無くして自滅するとしています。
調子が悪い時が自分の実力だと認識すれば冷静になり、自滅することはないそうです。
のぶき氏のギャンブルにおける名言
〈勝負に勝ちたければギャンブルはするな。つまり、プロギャンブラーはギャンブルをしない。〉
のぶき氏(本名:新井乃武喜氏)はプロギャンブラーとして15年間、世界を渡り歩いた人物です。
1年半をかけてブラックジャックで勝てるようになったあと、プロポーカーに転向しました。
のぶき氏によればギャンブルは確率と統計の世界であり、勝率を瞬時に計算できるよう訓練する必要があるとしています。
「ギャンブルにしない」とは運に頼るのではなく、確率を基にプレイしなければならないことを意味する言葉です。
木原直哉氏のギャンブルにおける名言
〈ポーカーは基本的に自分自身で強くなるものなので、他人に強くなる方法を聞かないと強くなれない人は結局頭打ちになるとは思います。〉
木原直哉氏は東京大学を卒業し、2012年の第42回WSOP(World Series of Poker)$5,000 Pot-Limit Omaha 6-Handedで優勝したことで有名になったプロポーカープレイヤーです。
正確には木原直哉氏はギャンブラーではありませんが、ギャンブルをする人にとって役に立つ名言だと言えるでしょう。
プロのギャンブラーはそう多いものではないことから、みな独自のスタイルを確立していると考えられるからです。
木原直哉氏は2022年の第53回WSOPでも、Event #4: Dealers Choice 6-Handedで第3位に入賞しています。
漫画でのギャンブルの名言
〈勝利とはリスクと等価交換で手にするもの。〉
福本伸行氏の漫画「アカギ ~闇に降り立った天才~」での主人公、赤木しげるのセリフです。
リスクを取らなければ勝利は得られない、それは誰もがわかっているけれど腹に落とすのが難しいギャンブルの本質です。
ギャンブルを運任せのゲームにしないためには、確率を基にしたプレイが必要です。それでも時には、大きなリスクと直面することもあります。
そのリスクをどれだけ許容できるかが、ギャンブルを続けるためには必要だということです。
英語でのギャンブルの名言
〈Hoping to recoup is what ruins the gambler.(ギャンブラーを台無しにするのは、取り戻そうとすることです。)〉
アイルランドのことわざです。
ギャンブルは時に負けることもあるものです。その負けを取り戻そうとお金をつぎ込み、泥沼にハマるというのはよくあるケースでしょう。
ギャンブラーとして生き残るためには損切りをすることの重要性を説いている名言だと言えます。
まとめ:ギャンブルの名言に共通点あり
ギャンブルとは偶然に左右されるゲームに対してお金を賭ける行為のことです。
しかしギャンブルの名言を見ると、偶然に左右されないことが大事であるとの共通するメッセージが込められていることがわかります。
またメンタルの強さが必要であると説く名言も多いものです。このふたつを頭に入れてギャンブルを楽しむことが大事だと言えるでしょう。
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