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ポーカー 女性

世界では多くの女性ポーカーのプロプレイヤーが活躍しています。どんな女性プレイヤーがプロとして活動しているのか、どのくらいの賞金を稼いでいるのか気になりませんか。

この記事では、世界の女性プロポーカープレイヤーTOP8と、日本人女性のプロポーカープレイヤー2人をご紹介します(2021年11月時点)。

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第1位 ヴァネッサ・ゼルブスト(1190万247ドル)

堂々の1位は、ヴァネッサ・ゼルブスト(Vanessa Selbst)!

1984年ニューヨークで生まれたヴァネッサは、女性のポーカープレイヤーで唯一、GPIポーカーランキングで世界一のランキングに到達しています。

ライブトーナメントで得たトータル賞金額は1190万ドル以上。しかも、オンラインポーカーでも、さらに数百万ドルを稼いだと言われています。

過去に獲得した賞金の最高額は2013年1月12日の「PokerStarsカリビアンアドベンチャー-PCA 2013(パラダイス島)」での1位入賞による142万4420ドルです。

現在は、ポーカーから投資の世界に身を移し、ブリッジウォーターアソシエイツのヘッジファンドマネージャーとして働いているようです。

優勝経歴

イベント獲得賞金
2015年6月スーパーハイローラーセレブリティシュートアウト、ラスベガス100万ドル
2014年5月第45回ワールドシリーズオブポーカー-WSOP 2014、ラスベガス87万1148ドル
2013年12月ヨーロピアンポーカーツアー-EPTプラハ、プラハ13万7994ドル
2013年10月ヨーロピアンポーカーツアー-EPTロンドン、ロンドン10万9443ドル
2013年1月PokerStarsカリビアンアドベンチャー-PCA 2013、パラダイス島142万4420ドル
2012年10月フェスタアルラーゴ、ラスベガス9万693ドル
2012年6月第43回ワールドシリーズオブポーカー-WSOP 2012、ラスベガス24万4259ドル
2012年2月ポーカークラシック、ロサンゼルス14万295ドル
2011年4月北米ポーカーツアー45万ドル
2010年9月Partoucheポーカーツアー-PPTカンヌ、カンヌ182万3430ドル

その他 5回優勝

第2位 キャシー・リーベルト(641万3673ドル)

キャシー・リーベルト(Kathy Liebert)は1967年生まれのアメリカ出身。

ニューヨーク州でビジネスと金融の学士号を取得後、就職しましたが満足せずにしばらくして会社を去ったそうです。

コロラド州のカジノリゾートで5ドルのリミットポーカーをプレイしているところをカジノの目に止まりプロとして誘われ、、ポーカープレイヤーとしてのキャリアをスタートしたそうです。

1997年に初めてWSOPのファイナルテーブルに進み、2004年のWSOPにおける$1500リミットホールデムで優勝し約11万ドルを獲得しました。

WSOPではほかに4つの大会で25万ドル以上の賞金を得ています。

WSOP以外の大会ではParty Poker Million(2002年)に優勝し、過去最高の賞金額となる100万ドルを獲得しています。

優勝経歴

イベント獲得賞金
2013年8月Casino Recurring Tournaments、ラスベガス1455ドル
2013年8月2013 Wynn Casino Recurring Tournaments、ラスベガス1万3275ドル
2013年8月Casino Recurring Tournaments、ラスベガス1394ドル
2009年11月2009ワールドポーカーファイナル、マシャンタケット7万4616ドル
2007年11月Open-NPL、ラスベガス5万5619ドル
2005年11月カリビアンポーカークラシック、セントキッツ2万3600ドル
2005年11月ポーカーロワイヤル:ジェームズウッズギャングvsアンアボンバーズ、テメキュラ(マッチ5)5000ドル
2005年10月ポーカーロワイヤル:ジェームズウッズギャングvsアンアボンバーズ、テメキュラ(マッチ4)5000ドル
2005年9月ポーカースーパースターズインビテーショナルトーナメントシーズン2、カバゾン1万5000ドル
2005年3月ポーカースーパースターズインビテーショナルトーナメントシーズン2、カバゾン1万ドル

その他 17回優勝

第3位 クリステン・ビックネル(548万7454ドル)

クリステン・ビックネル(Kristen Bicknell)は、1986年生まれのカナダ出身。

大学1年生の時にポーカーを始め、オンラインポーカーで腕を磨いてたようです。

そして2013年のWSOPにおける$1,000 レディース ノーリミット ホールデム チャンピオンシップで優勝し、17万3922ドルの賞金を獲得。

さらに2016年と2020年のWSOPでも優勝し、3個のWSOPブレスレットを保有しています。

過去最高の獲得賞金額は2019年11月9日の「2019ポーカーマスター(ラスベガス)」における優勝での40万8000ドルです。

優勝経歴

イベント獲得賞金
2020年7月ワールドシリーズオブポーカー-WSOP Online 2020(イベント44)1455ドル
2020年3月ワールドポーカーツアー-WPT LAポーカークラシック(LAPC)、ロサンゼルス35万6412ドル
2019年11月2019ポーカーマスター、ラスベガス40万8000ドル
2019年7月アリアサマーハイローラー、ラスベガス8万4000ドル
2019年5月ヨーロピアンポーカーツアー-EPTモンテカルロ、モンテカルロ5万2692ドル
2018年3月アジアパシフィックポーカーツアー-APPTマカオ、マカオ27万9549ドル
2017年12月ワールドポーカーツアー-WPTファイブダイアモンドワールドポーカークラシック、ラスベガス(イベント13)19万9840ドル
2017年3月PokerStarsチャンピオンシップパナマ、パナマシティ(イベント7)3880ドル
2016年6月第47回ワールドシリーズオブポーカー-WSOP 2016、ラスベガス(イベント46)29万768ドル
2013年6月第44回ワールドシリーズオブポーカー-WSOP 2013、ラスベガス(イベント51)17万3922ドル

第4位 アニー・デューク(427万548ドル)

1965年生まれのアニー・デュークはペンシルヴェニア大学で認知心理学を専攻し、認知心理学の知識をベースに活躍した異色の経歴を持つポーカープレイヤー。

22歳の時にラスベガスで初めてテキサスホールデムをプレイし、1994年からWSOPに参加しました。そして2004年のWSOPと2010年の全米ヘッズアップポーカーチャンピオンシップで優勝、それぞれの賞金は200万ドル(過去最高額)と50万ドルとなっています。

2012年にはプロポーカープレイヤーは引退し、ポーカーに関する書籍を複数出版しています。

第5位 マリア・ホー(422万2409ドル)

1983年に台湾の台北で生まれロサンゼルス郊外で育ったマリア・ホーは、2002年からポーカーを始め、2005年にプロへ転向しました。

そして2007年に初めてWSOPに参戦し、38位の成績で23万7865ドルを獲得しています。その後は、2015年からいくつかの大会で優勝し、2007年と2011年、そして2014年にはWSOPで「ラストウーマンスタンディング」のタイトルを獲得しました。

獲得した賞金の最高額は2011年6月2日の「第42回ワールドシリーズオブポーカー-WSOP2011(ラスベガス)」における2位入賞の54万20ドルです。

第6位 アネット・オブレスタッド(394万2232ドル)

1988年のノルウェー生まれのアネット・オブレスタッドは「フォールドエクイティ(自分の手札を見ずにプレイすること)」でも有名なポーカープレイヤーです。

2007年のWSOPにおいて、史上最年少でブレスレットを獲得しています。

ポーカーを始めたのは15歳の時で、「Annette_15」のユーザーネームでオンラインポーカーを行なっていました。そして2007年9月17日、19歳の誕生日の前日にポーカーヨーロッパメインイベントの最初のワールドシリーズで優勝し100万ユーロを獲得しています。

過去最高の獲得賞金額は2007年9月10日の「2007ワールドシリーズオブポーカー-ヨーロッパ(ロンドン)」における優勝の201万3733ドルです。

第7位 リヴ・ボアレー(385万2996ドル)

1984年生まれのイギリス出身リヴ・ボアレーはヨーロッパポーカーツアーチャンピオンであり、WSOP優勝にも優勝経験のあるポーカープレイヤーです。

2014年にはLivはRaising for Effective Givingという組織を共同設立し、ポーカーによる収入の一部を特定の慈善団体に寄付していました。

2008年にLadbrokes European LadiesChampionshipsで優勝し、4万2000ドルを獲得しています。また2017年のWSOPで優勝し、13万6982ドルを獲得しました。

自身の過去最高となる獲得賞金額は2010年4月15日の「ヨーロッパポーカーツアー」での優勝による169万8300ドルです。

第8位 ヴァネッサ・ルッソ(355万4327ドル)

1983年生まれのフランス系アメリカ人であるヴァネッサ・ルッソは弁護士でもあるプロのポーカープレイヤーです。

ポーカープレイヤーとしてのキャリアは2005年に始まり、2006年のアトランティックシティにおけるノーリミットホールデムサーキットイベントで5位となり2万5000ユーロを獲得しました。

過去最高の獲得賞金額は2009年5月1日の「ヨーロピアンポーカーツアー-EPTモンテカルログランドファイナル(モンテカルロ)」における優勝の70万160ドルです。ポーカー以外にも弁護士、DJ、テレビパーソナリティとして活躍しています。

日本の有名女性ポーカープレイヤー

TOP8には入っていませんが、世界で活躍する日本人の有名な女性ポーカープレイヤーを2人ご紹介します。2021年11月時点での世界ランキングも載せています。カッコ内は獲得賞金の総額です。

第89位 石田有里 氏(52万2961ドル)

石田有里氏は、神戸出身のプロポーカープレイヤー。

神戸松蔭女子学院大学を卒業後に日本カジノスクール・国際プロディーラー学科でカジノを学び海外でディーラーとして活動していました。

2012年からポーカーを始め、2020年には株式会社スポーツニッポン新聞社と「AJPC」(ALL JAPAN POKER CHAMPIONSHIP/全日本ポーカー選手権)とでプロ契約を結んでいます。

直近では2020年のMerit Poker International(モンテネグロブドヴァ)にて優勝し1380ユーロの賞金を獲得。

自身の最高獲得賞金は2014年11月8日の「アジアパシフィックポーカーツアー-APPTアジアチャンピオンシップオブポーカー(マカオ)」における2位入賞の4万1635ドルです。

第370位 栗田 悠 氏(17万3049ドル)

栗田悠氏に関する情報は公開されていないので、その詳しい経歴を知ることはできません。東京出身のようですが、活動拠点はカリフォルニアのようです。

ポーカーの経歴に関しては、少なくともポーカートーナメントに初めて参加したのは2010年3月5日の「マカオポーカーカップ2010」であることはわかっています。その時の順位は23位、獲得した賞金は3040ドルとなっています。

優勝経験はありませんが、最大獲得賞金は2014年10月9日に参加した「World Series of Poker Asia-Pacific-WSOP APAC 2014(メルボルン)」での第5位の成績による、2万4275ドルです。

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