2023年9月下旬、大阪IR計画の実現に大きな前進がありました。
今回は大阪IRの署名に関するニュースの概要と今後の動きについて解説していきます。
大阪IRがより現実的に
大阪の夢洲に建設予定の統合型リゾート(カジノおよびレジャー施設)の開発が、新たな段階に進んでいます。
2023年9月28日、中央政府の承認を受け、大阪のIRの実施計画が、MGMリゾーツ・インターナショナルおよびオリックス社を主導する投資家と大阪府によって署名されました。
大阪知事の吉村洋文氏は、「統合リゾートが地域の経済成長を促進することに期待している。世界最高水準のIR実現、その一歩に向けて、今日は極めて重要な日だと思っている。」とコメントしています。一方、MGMリゾーツの最高経営責任者であるビル・ホーンバックル氏は「大阪が観光の国際的な目的地となり、IRがその中心となる可能性がある」と述べています。
大阪IRは当初の発表では2029年をグランドオープンの予定としていましたが、大阪当局は、開設を2030年の秋ごろとすることを発表しています。
なお、夢洲の統合リゾートの開発には、約1兆2700億円(85億ドル)の総投資が必要とされています。
カジノの構想はまだ上がらず
日本のカジノ開発は、国内外からの注目を集めています。政府は、カジノを含む統合リゾート(IR)の導入を通じて、観光業の振興と地域経済の活性化を図る方針を掲げています。
特に、当初は2020年東京オリンピック後の観光需要の継続的な拡大を目指して統合リゾートの開発が進められていましたが、現在はその状況も一変し、コロナ後の観光需要と円安による観光客の増加をどうつなぎ止めるかが重要な状況です。
海外からは和食や伝統文化を取り入れたカジノ施設や日本らしいおもてなしを提供するなど、日本独自のカジノ文化の形成が期待されています。
しかし、現時点では大阪IRのカジノの具体的な構想は出ていません。今回の実施計画の署名により具体的な構想やイメージ図などが上がってくるのも近いかもしれません。
日本におけるカジノがどうなるのか、まだまだ予想はできませんが、間違いなく大阪IRの実現は近づいています。
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