オンラインカジノでは、気軽にゲームを楽しめますが、実際にお金を賭けて勝負をするギャンブルです。
正式なカジノライセンスをもつオンラインカジノでは、プレイヤーがギャンブル行動を自身で管理・設定できる「自己規制ツール」が提供されています。
安全にオンカジを楽しむために、自己規制ツールでできることや設定方法を解説しています。
オンラインカジノの自己規制ツールとは
オンカジの自己規制ツールは、プレイヤーが自身のギャンブル行動を適切に管理できるようサポートするためのツールです。
ギャンブル依存症の予防に効果的で、プレイヤー自身を守るための、いわばセーフティネットのような役割を果たしてくれます。
厳格な規制とコンプライアンスが順守されているカジノでは、自己規制ツールの導入がライセンスで規定されており、プレイヤー保護の観点から必ず用意されています。
なぜオンラインカジノに自己規制ツールが必要なの?
それはオンカジが24時間いつでも、そしてスマホさえあればどこでもプレイ可能なためです。
しかも、他人に知られずに一人でプレイできることはオンラインカジノのメリットでもありますが、プレイしすぎていることに気が付かなかった、というケースも少なくはありません。
「競馬に全財産をつぎ込んでしまった」、「パチンコで借金をしてしまった」などの失敗談を聞いたことがあるように、オンラインカジノもまた同じような危険性をもっています。
クールに遊んでいるつもりでも、いつの間にか熱くなってクレジットカードの限度額ギリギリまで入金してしまったというようなリスクを避けるために、プレイヤー自身のマイルールを設定できるのが自己規制ツールです。
自己規制ツールで設定できること
プレイ時間が長すぎる、お金を賭け過ぎている、などの状況に気づかせてくれるのが自己規制ツールの役割です。
以下のような設定を前もってすることで資金管理や依存症の予防に効果的です。ゲーム時間、ベット額、払い出し額を設定し、設定値に到達するとお知らせをする設定ができます。
- プレイ時間の制限
- 入金の制限
- ログイン制限
プレイ時間の制限ができる
オンラインカジノ上でのプレイ時間を制限して設定ができます。
例えば、1日のプレイ時間を3時間以内と設定すれば、3時間を超えたらベットできなくなります。
お知らせ(アラート)で通知されるので、そのまま、継続してプレイするか、ログアウトをするかを選択することができ、プレイを継続するかどうかをプレイヤーが判断するという機能です。
また、一定時間が経過すると、自動的にカジノからログアウトする機能が用意されています。強制ログアウトの機能を有効にしたい場合は、サポートに連絡することで設定ができます。
入金制限ができる
入金額の制限、ベット金額の制限、損失額の制限などの、自己資金を守るための細かなルール設定が可能です。
日、週、月ごとに合計入金額の上限を設定することができ、限度額に達すると、設定期間が終了するまで、それ以上の入金はできなくなります。
例えば、1日当たりの入金額を1万円までにする、1万円以上負けたらプレイを終了する、1日当たり1万円以上は賭けられない、などの資金管理をすることが規制できます。
ログイン制限ができる
一定期間サイトへのログインを制限する機能で、24時間、48時間、7日間、30日間、半年など、自身で選択した期間はログインに制限をかけることができます。
プレイしすぎと頭ではわかっていても、どうしてもログインしてしまうといったプレイヤーは、冷静な時にログイン制限を自らにかけることで冷却期間を設けることができます。
また、「自己排除」とも呼ばれる方法では、ギャンブルや入金、プロモ情報を受け取ることが一切できなくなる設定もできます。そして、最終的には永久的なアカウントの凍結も可能です。
自己規制ツールの使い方
多くの「責任あるギャンブル」などのタイトルでページがあり、その中に自己規制ツールが用意されています。
ベラジョンカジノの自己規制ツールで、プレイ時間の制限を実際に設定してみましょう。
1. 公式ページ下部にある「ギャンブルには中毒性があります。 自己責任を持ってプレイしてください」をクリックする
2.「時間制限」を選択する
3. 1日当たりのプレイ時間を設定する
自己規制ツールは自分自身をコントロールするためのツールです。せっかく設定をしても守らなければ意味はありません。
上手に使いこなすコツは、無理のない範囲で設定をすること。そのために重要なことは、まず始めに自分自身を冷静に分析することです。
自己評価をするためのツールも用意されています。
オンラインカジノにおける自己規制のメリット
プレイにのめり過ぎるあまりにお金を使いすぎるなどのリスクを避けるために必要です。
リスクに陥った状況は「ギャンブル依存症」と呼ばれており、ステークカジノの「責任あるギャンブルページ」ではギャンブル依存症を避けるための重要なポイントが明記されています。
オンラインカジノはあくまでも娯楽として楽しく、適度に楽しむサイトです。自身や家族を守り、健全に末永くプレイするために自己規制ツールは重要な役割です。
自己規制だけでは不十分な場合の対処法
自己規制ツールはギャンブル依存症対策として重要な役割を果たします。しかし、自分自身が「ギャンブル依存症かも」とは思いたくはないものです。
しかし、次のような兆候があらわれたら要注意です。
- オンカジをするために仕事や学校を休んでしまった
- オンカジでプレイした後にやり過ぎを後悔した
- オンカジへの入金のためにキャッシングなどでお金を借りた
- 一晩中寝ずにオンカジでプレイした
- 1日オンカジにログインしないと不安になったりイライラしたりする
これらの兆候に心当たりがあれば、要注意です。まずはサイトの「責任あるギャンブル」ページを迷わずに開いてください。
そして、実はオンラインカジノのカスタマーサポートは、このようなギャンブル依存症対策についても相談に乗ってくれます。
サポートにチャットで相談することが、自分自身を冷静に分析することにも役立ちます。