オンラインカジノにはいくつもの必勝法や攻略法がありますが、カジノゲームの初心者でも簡単にできることで有名なのが「マーチンゲール法」です。
この記事では、マーチンゲール法がよく使われる「ルーレット」を例に実際にどのような手順で行うのか、また、メリットや注意点などについて分かりやすく解説してきます。
マーチンゲール法を正しく使う方法としてアドバイスもしていますので、ぜひ参考にしてください。一緒に勝率を上げていきましょう!
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法は、「倍賭け法」とも呼ばれるベッティングシステムです。ルールは極めてシンプルに、「勝つまで賭け金を倍にする」というもの。
マーチンゲール法は勝つまで賭け金(ベット額)を倍にする必勝法
倍賭け法とも呼ばれるように、マーチンゲール法は「勝つまで」賭け金を倍にします。
たとえばルーレットでボールが「赤」に落ちるほうに賭けるとします。最初の賭け金を1ドルとし、黒にボールが落ちたら賭け金を倍の2ドルにしてふたたび赤に賭けます。
さらに黒にボールが落ちたら負けなので、再度賭け金を倍にして、今度は4ドルを賭けます。ここで赤にボールが落ちたら勝ちなので、次は賭け金を1ドルに戻します。
マーチンゲール法をシュミレーション
このように勝つまで賭け金を倍にすると、最終的に勝ったらどうなるのでしょうか。
答えは、「最初の賭け金が利益として残る」です。
ちなみにマーチンゲール法を使うオンラインカジノゲームは、勝てば賭け金が倍になるものを選びます。
先ほどの例で説明します。賭け金の推移とトータルの増益をみてみましょう。カッコ内がトータルの損益です。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 1ドル | 負け | -1 |
2回目 | 2ドル | 負け | -3 |
3回目 | 4ドル | 勝ち | +1 |
では最初に2ドルを賭けて賭け金を倍にしたらどうでしょう。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1回目 | 2ドル | 負け | -2 |
2回目 | 4ドル | 負け | -6 |
3回目 | 8ドル | 勝ち | +2 |
これは最初の賭け金がいくらであっても、また何回続けても、最終的な利益は最初に賭けた金額になります。
マーチンゲール法が使えるカジノゲーム
マーチンゲール法が使えるカジノゲームは「ルーレット」か「バカラ」です。
どちらも完全に半々の確率ではありませんが、それに近い形で賭けることができるからです。
マーチンゲール法は勝つ確率が半々の二択のうち、どちらかを選ぶというスタイルのオンラインカジノゲームで効果的に使えます。
勝つ確率が半々であれば、何度か連続して負けても、いずれは勝つ可能性が高いためです。そして、勝てば賭け金が倍になるゲームで実行します。
マーチンゲール法で賭け金を倍にしていくと、賭け金は次のようになります。最初の賭け金を1ドルとしています。
回数 | ベット額 |
---|---|
1回目 | 1ドル |
2回目 | 2ドル |
3回目 | 4ドル |
4回目 | 8ドル |
5回目 | 16ドル |
6回目 | 32ドル |
7回目 | 64ドル |
8回目 | 128ドル |
8回目にして賭け金は100倍以上になっていますね。もしこの8回目も負けたとしたら、トータルで255ドルも損をするということです。
しかし勝つ確率が半々のカジノゲームであれば、8連敗する前に勝つ可能性が高いと考えられます。
初心者であれば、ルールが簡単なルーレットを選ぶとよいでしょう。
たとえばルーレットの赤黒や奇数偶数、ロー(1から18)ハイ(19から36)の3つは、ほぼ半々の勝つ確率で賭けることができます。そして勝てば賭け金は倍になります。
マーチンゲール法の手順
それでは続いて、マーチンゲール法をルーレットで実行する方法を説明します。
マーチンゲール法でやることは、5つのみです。
最初のベットする額を決める(たとえば1ドル)
赤か黒のどちらに賭けるか決める
ベットする
当たれば1に戻る
外れたらベット額を倍にして2に戻る
ルーレットにはいろんな賭け方がありますが、簡単に「赤か黒か」に賭けてみましょう。
これはルーレット盤に投じたボールが赤のポケットか黒のポケットか、どちらに落ちるのかを予測する賭け方です。
赤と黒のどちらに賭けてもよいのですが、どちらか片方のみか、あるいは赤と黒の両方とも同じ数になるように賭けるとよいでしょう。
そして賭ける金額は、外れが続く限り2倍にしていきます。もし当たれば、次は最初の賭け金に戻してマーチンゲール法を続けましょう。
マーチンゲール法を使うメリット
マーチンゲール法のメリットには以下のようなものがあります。
やり方が簡単
マーチンゲール法は単純に、勝つまで賭け金を倍にするというシンプルな方法です。そのため、オンラインカジノの初心者でもすぐに実行できます。
最後に勝てば必ず利益になる
マーチンゲール法は「勝つまで」ベット額を倍にする必勝法です。つまり何連敗しても、最後に1回だけ勝てば必ず利益が残ります。
マーチンゲール法のデメリット
次にマーチンゲール法の注意点を説明します。
連敗が続くと賭け金は相当な金額になる
先にご紹介しましたが、マーチンゲール法を行うと7連敗後の8回目の賭け金は最初の賭け金の100倍以上になります。
つまり連敗が続くと、賭け金が急激に大きくなるということです。これがマーチンゲール法を実行する際の注意点と言えます。
マーチンゲール法を使用する際の注意点
最後に、マーチンゲール法を使う際に気をつけたい注意点をお伝えします。
ある程度の連敗で見切りをつける
ある程度の連敗が続いたら、そこで損失を確定させましょう。つまり「損切り」をするということです。
損切りとは株式投資などで重視される行為ですが、保有する株式の株価が下がったら売却して損失を確定させるというものです。
マーチンゲール法もたとえば3連敗や4連敗で一旦中止し、次は最初の賭け金に戻すことをおすすめします。
連敗が続くと損失も急速に増加しますが、その次に勝つ可能性が増えるわけではありません。何度も負けが続いても、その次に勝つ可能性はあくまでも「半々」だからです。
実は勝つ確率が半々であっても、10回以上連続して負けるということは珍しくありません。ルーレットでも、連続して赤あるいは黒が10回以上出ることがあります。
ただしこのようなケースはそう多くはないので、マーチンゲール法を途中でやめて損失を確定させても、トータルでは利益を出すことが可能です。
マーチンゲール法はカジノゲームの初心者でも簡単にできる必勝法です。ただし連敗が続くと損失も相当に大きくなるので、ある程度のところで中止するのがおすすめです。