オンラインカジノは、原則としてプレイヤーの意志でいつでも退会可能です。
オンカジでは「退会」ではなく「閉鎖」あるいは「自己除外」という言葉が一般的に使用されます。
- 自己除外:個人情報が抹消され、アカウントが完全に使用できなくなる
- 閉鎖:アカウント情報を残したまま、利用を制限する
アカウントが閉鎖されれば実質的な退会とほぼ同じ状態になりますが、アカウント情報が保持されているので簡単な手続きで再開も可能です。
この記事ではオンラインカジノの退会(アカウント閉鎖方法)を手順を追って説明しています。また、損をしない退会方法と退会の際の注意点を解説します。
オンラインカジノを退会する理由
オンラインカジノを退会したい理由はプレイヤーによりさまざまですが、多くのプレイヤーが退会やアカウントの閉鎖を希望するには以下のような理由があります。
- もっと条件の良いオンラインカジノサイトを見つけた
- いつもプレイしているオンカジで問題が解決してくれない
- いつもプレイしているオンカジの条件や規約が改悪された
- ギャンブル自体をやめたい(お金がない、ほかのことに集中できない)
オンラインカジノの退会方法【5ステップ】
アカウントを閉鎖/退会するのは簡単です。以下の手順でおこなってください。
Step1:利用規約を理解する
手続きを始める前に、まずオンラインカジノの利用規約を必ず確認しましょう。
ユーザーアカウントの閉鎖/退会を説明している事項で要件や条件を読み理解してください。
各カジノによって手続き方法やルールが異なる場合があるためです。
Step2:資金を引き出す
自身のアカウントに残っている資金をすべて引き出しましょう。
賭け条件を達成していないボーナスがある場合には、条件を満たして引き出すか、賞金が没収されることを頭に入れて検討する必要があります。
Step3:カスタマーサポートに連絡をする/公式サイトから自己退会する
オンラインカジノのアカウント削除の方法は2種類あります。
- サポートに連絡して退会する
- 公式サイトから自己退会する
1. カスタマーサポートに連絡をする
「チャット」または「メール」にてサポートに連絡し、アカウントの削除/閉鎖を希望していることを伝えてください。
一部のオンラインカジノでは、退会/閉鎖したい理由を聞く場合があります。プレイヤーにギャンブルの問題があるかどうかを確認するためで、「ギャンブル依存症」の疑いがある理由の場合には、カジノはライセンス規約に従い、プレイヤーのアカウントを閉鎖し、再開をすることはできません。
2. 公式サイトから自己退会する
公式サイトから自身で閉鎖手続きを進めます。
オンラインカジノではプレイヤーがギャンブルにのめり込んでトラブルを起こさないように、自己規制の仕組みを提供しています。
多くのサイトでは「責任あるギャンブル」などの項目として掲載されています。この自己規制のページからアカウントの閉鎖が可能です。
Step4:アカウント閉鎖の手続き
アカウントの本人確認のために、身分証明書とアカウントの詳細(ユーザーID、パスワード、誕生日など)を確認されることがあります。
必要な情報が提供されれば、サポートはアカウント削除の手続きを開始します。
Step5:アカウント閉鎖の確認
アカウント閉鎖の手続きが完了したら、カスタマーサポートに確認を依頼しましょう。
アカウントがきちん閉鎖されたことを確認するメールもしくは書面で受け取ることで、アカウントが正常に削除されたことがわかる証拠や保証となります。
確認書を受け取った後には、アカウントが本当に削除されたことを確認するためにログインしてみましょう。
※ オンラインカジノにより通常24時間かかります。
公式サイトで自己閉鎖する手順
ベラジョンカジノでの自身でアカウント閉鎖をする手順を見てみましょう。
1. マイページから「責任あるギャンブル」にすすむ
2. 自己規制ページから「閉鎖」を選択する
3. アカウントを閉鎖する
アカウント閉鎖の理由をプルダウンメニューから選択して、「閉鎖」ボタンをクリックすれば手続き完了です。
オンカジ退会時に損しないために確認する5つのこと
退会手続きを進める前に、必ず確認したい注意点をまとめました。手続きが完了してから、損してしまった!ということがないようにしっかり確認しましょう。
1. アカウント残高を必ず確認して引き出す
退会手続きを進める前に、アカウントに残っている資金を確認しましょう。カジノを退会するとアカウントが凍結され、残高が失効する可能性があります。
出金プロセスを確認し、希望する支払い方法で残高を全額引き出します。また、出金に際しては手数料がかかる場合があるため、確認が必要です。
2. ボーナスの有効期限を確認する
退会手続きが完了すると、アカウントにあるボーナスやフリースピンなど未使用の特典は失効します。
ボーナスは事前に使用するか、利用条件を満たしてから退会手続きを進めましょう。
ボーナスの利用状況を確認し、可能であれば退会前に活用することで、無駄なく特典を使い切れます。
3. ログイン情報をメモしておく
退会する際には、ID・パスワードのログイン情報は必ず記録をとって残しておく必要があります。
ログイン情報がなければ、退会後にもしも何らかのトラブルや問い合わせが生じても受け付けてもらえません。
また、再度入会する場合にも、同じID、パスワードを使用します。違ったIDを設定してアカウントを再作成すると2重登録となり、規約違反にとわれる恐れがあります。
4. メールやプロモーションの配信停止
退会後もプロモーションや広告メールが届くことがあります。退会手続きと同時にメールの配信停止を依頼することが重要です。
自己規制が理由で退会することを決めたのに、プロモーションの情報を見てまたプレイしたいという気持ちを抑えるためには必要です。
退会手続きが済めば、通常データは削除されるため届きません。手続き完了後も、メールが届く場合にはサポートに配信停止を依頼しましょう。
5. プライバシーポリシーを確認する
退会をする際には、サイトのプライバシーポリシー(個人情報保護方針)もしくは利用規約の確認は必ずしてください。
プライバシーポリシーには、プレイヤーの個人情報の取り扱いに関して記載されていて、多くのオンラインカジノでは退会後の不正を防止するために5年から10年程度の個人情報の保管期間が明記されています。
もっとも、厳重なセキュリティのもとで保管されているので危険性はありません。しかし念のため保管期間は退会の前に確認しておきましょう。
オンラインカジノを退会する代わりにできること
アカウントをのちに再開する予定がある場合には、一定期間の自己制限を設けることも可能です。
ただし、ギャンブル依存症に苦しんでいる場合は、アカウントを閉鎖し、支援機関にて適切な支援を受ける必要があります。
一時停止をする
ライセンスを保持して、正しく運営されているオンラインカジノでは、「責任あるギャンブル」が掲げられています。
30日、60日、90日など期間を定めて自己規制(ログイン制限)をすることができ、一定期間アカウントを停止することができます。
期間中はアカウントにログインができません。完全に閉鎖をするのではなく、一時的に距離を置きたい場合に活用してみてください。
プレイの管理
セッション時間制限、損失制限、入金額制限などの機能があり、設定した値に到達すると知らせを受け取ることができます。
日、週、月ごとに合計入金額の上限を設定することで、限度額に達すると、設定した期間が終了するまで入金はできなくなります。
カジノサイトが提供しているツールを活用することで、健全なバランスを保ち、ギャンブル依存症を防ぐことができ、自身を守ることにつながります。
まとめ
プレイヤーがオンラインカジノのアカウントを閉鎖する理由はさまざまですが、多くの場合は「新しいカジノへの乗り換え」や「ギャンブル依存の問題」が主な理由です。
自身に合った最適な方法で、オンカジでのプレイを楽しんでください。