ポーカーのヘッズアップは「1対1」の勝負を意味します。
ポーカーで1対1のヘッズアップとなるシチュエーションはいろいろあり、シュチュエーションにより戦略を変えることが必要になります。
ポーカーのヘッズアップではどのように勝負すればよいのかをわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
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ヘッズアップの意味は、英語の「Heads Up(注意喚起)」から由来しています。まさに緊迫し気を抜けない状況ということ。
ポーカーのキャッシュゲームやトーナメントでは、通常1つのテーブルで6人や8人のプレイヤーがゲームに参加します。
そして、ゲームが進んでいき、2人のみの1対1の勝負になるのが「ヘッズアップ」です。
トーナメントで残った最後の2人であれば、チップをすべて失うまで順番を入れ替えながらゲームは続きます。
ひと言で「ヘッズアップ」と言ってもさまざまなシチュエーションの「ヘッズアップ」があり、それにより戦略も変わります。
たとえば、プリフロップで自分と1人を除いて全員がフォールドしてもヘッズアップになります。
プリフロップ、フロップやターン、またはリバーで2人のみが残りヘッズアップになるケースもあるでしょう。あるいはトーナメントで最後の2人が残る場面もヘッズアップです。
また、勝敗もどちらかがフォールドすれば終わる場合もあれば、どちらかがチップすべてを失うまで続行する場合もあります。
ヘッズアップでは、相手に対して自分のハンドが強いか弱いかの2択です。
人数が3人以上であればゲームに参加するハンドレンジを絞り、良いハンドが来るまで待つことが多くなり、ゲームへの参加率も通常は20%程度が適切ですが、ヘッズアップではもっと高くなります。
そしてもうひとつ、支払うブラインドの負担が大きくなればフォールドするとスタックの減少が大きくなることも挙げられます。
5回に1回の参加率ではスタックがなくなる可能性もあるため、必然的に参加率を上げざるを得なくなるということです。
それでは、ヘッズアップの基本ルールとやり方を特徴を上げながら説明していきましょう。
ヘッズアップになるとお互いにSBかBBのどちらかになります。つまり、毎回ブラインドを支払うということです。
良いハンドが来ないからとフォールドが多いと、ブラインドの支払いでスタックを減らしてしまいます。
ヘッズアップになると、BBに近いポジション(あるいはBB)が最初のBBになり、もう1人はSBになります。
本来はもう1人はBTN(ボタン)になりますが、2人しかいないのでかわりにSBになるというわけです。
そして、ヘッズアップではお互いにBBとSBが交互になります。
プリフロップではカードはBBから配られるので、BBがブラインドを支払いSBは1/2のブラインドを支払います。従来はSBからカードが配られていたので間違えないようにしましょう。
プリフロップでのヘッズアップの順番はSBからのアクションとなります。
そしてフロップ以降ではBBからのアクションに変わるので注意しましょう。1プレイが終わればSBとBBは交代するので、ヘッズアップの順番も入れ替わります。
それでは、ヘッズアップを攻略するために重要なコツと戦略を説明していきましょう。
ここではテーブルのほかのプレイヤーはスタックがなくなり、最後の1対1になった状況と仮定しています。
単にトーナメントの途中でヘッズアップになった場合は、勝てるハンドでなければフォールドして終わりにします。
ヘッズアップでは最初にアクションを決めるSBのプリフロップでのハンドレンジはかなり広くなります。
ポケットペアはもちろん、スーテッドカードはほとんどオープンするなど、上位80%くらいの広いレンジでオープンします。
対してBBも64%くらいのレンジでコール、あるいはレイズできます。
フロップ以降はヘッズアップの場合、通常よりもブラフの頻度を増やして相手をフォールドさせるようにします。
広いハンドレンジでお互いに参加しているので、フォールドさせる確率は高くなるからです。
特に「A」を持っている場合はオールインしても構いません。フロップで相手にペア以上が出来る確率は30%ほどしかありませんし、ペアがない状況でオールインされたらフォールドせざるを得ません。
ヘッズアップではお互いにベストなハンドで勝負するまで待つようなことはできません。
そこで相手をフォールドさせるためにオールインを効果的に使いましょう。たとえコールしても半々の確率で勝てば良いと考えることが大事です。
特に次のハンドを持つ場合には有効です。
人数が多いと誰かしら「フラッシュ」や「ストレート」が完成する可能性があります。しかしヘッズアップではあまりそのような心配をする必要はありません。
トーナメントでは終盤ともなればブラインドがかなり上昇するため、ポットがスタックの残りよりも大きくなる場合があります。
よって相手のベットに対してコールあるいはレイズすれば、次のアクションはオールインのみという状況になります。
そこで重要になるのが、最初のコールあるいはレイズの時点でどれほどの勝率があるのかということです。
相手も広いレンジでオープンしてくる以上は、オールイン対決となった時の勝率は半々になると考えてよいでしょう。
となれば少なくとも、勝率が50%を超えるハンドであれば相手のコールあるいはレイズに対してコール、あるいはオールインすべきとの結論が出ます。
実際にハンドによってどの程度の勝率があるのかを一覧にしています。
勝率50%以上であればフォールドせずにゲームに参加するようにします。
※ T:「10」
※ s:スーテッド
※ o:オフスーテッド
※ 勝率の単位は%(パーセント)
ハンド | 勝率 | |
---|---|---|
1 | AA | 85.3 |
2 | KK | 82.4 |
3 | 79.9 | |
4 | JJ | 77.5 |
5 | TT | 75.1 |
6 | 99 | 72.1 |
7 | 88 | 69.1 |
8 | AKs | 67.0 |
9 | 77 | 66.2 |
10 | AQs | 66.1 |
11 | Ako | 65.4 |
12 | AJs | 65.4 |
13 | ATs | 64.7 |
14 | AQo | 64.5 |
15 | AJo | 63.6 |
16 | KQs | 63.4 |
17 | 66 | 63.3 |
18 | A9s | 63.0 |
19 | ATo | 62.9 |
20 | KJs | 62.6 |
21 | A8s | 62.1 |
22 | KTs | 61.9 |
23 | KQo | 61.4 |
24 | A7s | 61.1 |
25 | A9o | 60.9 |
26 | KJo | 60.6 |
27 | QJs | 60.3 |
28 | 55 | 60.3 |
29 | A8o | 60.1 |
30 | A6s | 60.0 |
31 | K9s | 60.0 |
32 | A5s | 59.9 |
33 | KTo | 59.6 |
34 | QTs | 59.5 |
35 | A7o | 59.1 |
36 | A4s | 58.9 |
37 | K8s | 58.5 |
38 | QJo | 58.2 |
39 | A3s | 58.0 |
40 | K9o | 58.0 |
41 | Q9s | 57.9 |
42 | A6o | 57.8 |
43 | K7s | 57.8 |
44 | A5o | 57.7 |
45 | JTs | 57.5 |
46 | QTo | 57.4 |
47 | A2s | 57.0 |
48 | 44 | 57.0 |
49 | K6s | 56.8 |
50 | A4o | 56.4 |
51 | K8o | 56.3 |
52 | Q8s | 56.2 |
53 | K5s | 55.8 |
54 | J9s | 55.8 |
55 | A3o | 55.6 |
56 | Q9o | 55.5 |
57 | K7o | 55.4 |
58 | JTo | 55.4 |
59 | K4s | 54.7 |
60 | A2o | 54.6 |
61 | Q7s | 54.5 |
62 | K6o | 54.3 |
63 | T9s | 54.3 |
64 | J8s | 54.2 |
65 | K3s | 53.8 |
66 | Q8o | 53.8 |
67 | Q6s | 53.8 |
68 | 33 | 53.7 |
69 | J9o | 53.4 |
70 | K5o | 53.3 |
71 | K2s | 52.9 |
72 | Q5s | 52.9 |
73 | T8s | 52.6 |
74 | J7s | 52.4 |
75 | K4o | 52.1 |
76 | Q7o | 51.6 |
77 | Q4s | 51.7 |
78 | J8o | 51.7 |
79 | T9o | 51.7 |
80 | K3o | 51.2 |
81 | Q6o | 51.1 |
82 | 98s | 51.1 |
83 | T7s | 51.0 |
84 | J6s | 50.8 |
85 | Q3s | 50.7 |
86 | 22 | 50.3 |
87 | K2o | 50.2 |
88 | Q5o | 50.2 |
89 | J5s | 50.0 |
90 | T8o | 50.0 |
ヘッズアップは3人以上でのプレイとは戦略がかなり違うことがわかります。特にトーナメントの最後での対決となれば、かなり緊迫した状況になるため、場合によってはすぐにオールイン対決となる場合もあることを知っておきましょう。
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