最大還元率は98.5%!白い碁石と金色のカップを用いて行われる定番カジノゲーム「ファンタン」のルールから攻略法まで解説しています!
蓮見 歩夢
蓮見 歩夢
ファンタン(Fan tan)は、100個以上の白い碁石と金色のカップを用いて行われる中国発祥のカジノゲームです。
マカオのカジノやオンラインカジノでも人気があり、初心者でも楽しめる難易度ながらも最大還元率は98.5%とかなり高め、1プレイあたり30秒程度で遊べるので、サクサク短時間で楽しみたい方におすすめです。
当記事では、シンプルなルールでありながら深い戦略性を持ち合わせた定番カジノゲーム「ファンタン」について、基本的なルールから攻略法まで解説していきます!
ファンタンの魅力を存分に味わいたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
還元率(RTP) | 96.25%〜98.75% |
最高配当倍率 | 2.85倍 |
ボラティリティ | 低 |
1プレイにかかる時間 | 30秒前後 |
ルールの難易度 | 簡単 |
還元率を見ると最小〜最高還元率で2%以上もの差があることが分かります。
「ファンタンの攻略法」の項目で後述しますが、プレイ方法によって大きく期待値が変わるのがファンタンの特徴と言えます。
ファンタンにおけるプレイヤーのゴールは、最後に残る碁石の数(1〜4つ)を予想して的中させることです。
ディーラーは、たくさんある碁石にランダムにカップを被せ、プレイヤーはカップの中に入った碁石の数を予想するというシンプルなルールです。
ベット完了後、ゲームが始まるとカップに隠されていた碁石が出され、ディーラーがスティックを使って碁石を4つずつ取り分けて列にしていきます。
残りの碁石が4つ以下になったタイミングで残っていた碁石の数と予想していた碁石の数が合っていれば配当獲得となります。
ファンタンの賭け方には「通常モード」と「アドバンスモード」があります。それぞれの賭け方について解説していきます。
通常モードでは、3通りの賭け方があります。
番は最も分かりやすいベット方法で、残る碁石の数が1〜4つのいくつになるかを予想する賭け方です。
的中した場合の配当倍率は「2.85倍」となっています。
碁石の余りが大(3or4)になるか小(1or2)になるかを予想する賭け方です。
的中した場合の配当倍率は「0.95倍」となっています。
碁石の余りが偶数(2or4)になるか奇数(1or3)になるかを予想する賭け方です。
的中した場合の配当倍率は「0.95倍」となっています。
アドバンスモードになると一気に賭け方が増えます。表だけを見るとややこしく見えますが、実際はそこまで難しくないので勉強していきましょう。
Nimは、当たりと外れを予想する賭け方です。表では「当たりの数 Nim 外れの数」という記載になっています。
例えば、「1Nim4」であればあまりの碁石が1なら勝利、4であれば負け、2か3であれば引き分けとなります。
勝利時の配当が「1.95倍」、負けの場合は全額没収、引き分けの場合は返金となるので4分の1の外れを引かない限り負けることはありません。
Kwokは、2つの数字にベットする賭け方です。
「1-2」「2-3」「3-4」「4-1」と4つのパターンがありますが、例えば「1-2」にベットした場合、あまりの碁石が1もしくは2になれば的中となります。
的中した場合の配当倍率は「0.95倍」です。
Sshは、3つの数字にベットする賭け方です。あまった碁石が「3-2-1」「2-1-4」「4-3-2」「1-4-3」の4通りのどれになるかを予想します。
選んだ3つの数字のいずれかが的中するだけで配当を獲得することができます。的中した場合の配当倍率は「0.31667倍」です。
Evolutionのファンタンのベット額です。
ファンタンの的中確率と還元率は以下の表の通りとなっています。
賭け方 | 還元率 | 配当倍率 | 的中確率 |
---|---|---|---|
番(1,2,3,4) | 96.25% | 2.85倍 | 25% |
大小 | 96.25% | 0.95倍 | 50% |
偶数・奇数 | 96.25% | 0.95倍 | 50% |
Nim | 96.25% | 1.9倍 | 25% |
Kwok | 96.25% | 0.95倍 | 50% |
Ssh | 98.75% | 0.316667倍 | 75% |
Sshのみ還元率が98.75%と他の賭け方よりも2.5%以上高くなります。期待値的には1万円ベットするごとに250円分の差が出るということになるので、かなりの違いです。
ファンタンの遊び方は簡単です。
あまりの碁石がいくつになるかを予想してベットを行います。
受付時間は15秒ほどと短めなので気をつけましょう。
ディーラーは、ベット受付時間中に大量にある碁石からランダムな数の碁石をカップを使ってピックアップします
ディーラーがカップを取り除くと、碁石が露出します。
ディーラーがスティックを使用して碁石を4つずつ取り除き、列を作っていきます。
最後に残ったビーズの数が、そのゲームの勝利数となります。
予想した数と実際に残った碁石の数が一致すれば、賞金を獲得できます。
ファンタンには明確な攻略法が存在します。ギャンブルなのでもちろん運は必要ですし、必ず勝てる必勝法は存在しませんが、理論的に勝ちやすくする方法はあるので、ぜひ参考にしてください。
最も有効かつ理論的に正しい攻略法は「Ssh」に賭け続けることです。
他のベット方式の還元率が96.25%なのに対して、Sshのみ98.25%もの還元率を誇ります。
ギャンブルで勝ち越しているプレイヤーは、全員還元率(RTP)による戻りを想定してカジノゲームをプレイしています。Sshにベットすることは、理論的に正しい攻略法となっており、プロが選択する最も勝ちやすくなる方法です。
少しでも勝率を上げたいのであれば、Sshにベットしましょう。
過去のゲーム結果を踏まえて、出る数字の傾向を見極めることで、次の数字を予想する攻略法です。
はっきり言ってしまえばオカルトの粋を出ることはないのですが、面白いことに数字は異常なまでに偏ることがあります。
ファンタンであれば確率的には全ての数字が25%ずつ出現するはずですが、短期的にみると10%ほどの出現率のズレが生じることも珍しくありません。出にくい数字を省いてベットするのも有効な攻略法になり得るでしょう。
ギャンブルをしていれば勝ち続けることも、負け続けることもあるでしょう。大事なのは、その時々の感情に流されずに冷静な判断を下すことです。
感情に任せて予算をオーバーしないよう、一度のベットに使用する金額を決め、それを厳守することが大切です。
カジノで勝率を高めるためのベッティングシステムを使ってみるのも効果的です。マーチンゲール法を始めとして、ダランベール法やココモ法など自身に合ったベットシステムを試してみましょう。
ただし、ファンタンでは勝利時の倍率が0.316667倍となるSshにベットすることが理論的な攻略法となるので、バカラやブラックジャックなどと比較してベッティングシステムが使いにくいかもしれません。
数あるカジノゲームの中でもファンタンは特殊な成り立ちをしているため、簡単にその歴史を紹介します。
ファンタンの起源は古く、19世紀の中国にまで遡ります。初めて記録に残されているのは、中国の賭博場や遊郭エリアでの賭博です。多くの移民たちが西へと向かう中、ファンタンも移民と共に海を渡り、アメリカのサンフランシスコなどのチャイナタウンで人気を博しました。
当時、多くの中国人労働者が鉄道建設や金鉱採掘で働いており、彼らの間で人気の娯楽として受け入れられたことがファンタンの成り立ちと言われています。トランプを使ったカジノゲームが多い中、碁石やスティックなど変わった道具を使うのも、中国発祥のゲームならではの特徴ですね。
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