バカラの醍醐味とも言える『絞り(スクイーズ)』。
絞りはゲームをより盛り上げるために行われるバカラ独特の演出で、本場カジノでもプレイヤーが楽しむ光景がよく見られます。
この記事では、「バカラの絞りとは」「絞りのやり方」「絞りを行う際のルールとマナー」を詳しく説明しています。
バカラ初級者から上級者を目指す方は必ず知っておきたいテクニックです。ぜひ参考にしてください。
✅合わせて読みたい! バカラのルールを解説
絞り(スクイーズ)の正しい絞り方や意味、マナーも解説!絞りを理解してバカラをより楽しもう!
丸山けいた
丸山けいた
バカラの醍醐味とも言える『絞り(スクイーズ)』。
絞りはゲームをより盛り上げるために行われるバカラ独特の演出で、本場カジノでもプレイヤーが楽しむ光景がよく見られます。
この記事では、「バカラの絞りとは」「絞りのやり方」「絞りを行う際のルールとマナー」を詳しく説明しています。
バカラ初級者から上級者を目指す方は必ず知っておきたいテクニックです。ぜひ参考にしてください。
✅合わせて読みたい! バカラのルールを解説
バカラの「絞り(しぼり)」とは、カードをゆっくりとめくる手法のことです。
英語の「Squeeze(スクイーズ)」で「絞る」という意味があります。
カードの端からじわじわと時間をかけて絞るように折りながらめくることで、スート(絵柄)や数字の一部が少しずつ見えてくるため、どのカードが出るかという楽しみを焦らし、ドキドキ感をより煽るために行われます。
オンラインカジノのライブバカラでは、「スクイーズバカラ」という名称で、基本的にディーラーが絞りを行います。
また、テーブルゲームのバカラで絞りをしたい方は、Evolution社の「コントロールスクイーズ(Baccarat Control Squeeze)」でクリックやタップで行うことができます。
それでは、バカラの絞りはどのように行うのか、具体的に流れに沿って説明していきます。
前提として、バカラの絞りには、縦方向からゆっくりとめくる「タテ絞り」と、横方向からめくる「ヨコ絞り」の2種類があります。
カードの角を先に指で隠して見えないようにしてから、ゆっくりと端を持ち上げます。
「足なし」「ピクチャー」「ツノ」が出た場合は、一旦カードめくりを中断して伏せてからヨコ絞りに変更します。
カードの角を指で隠して見えないようにしてから、横向きにカードをゆっくりとめくります。
どの数字が出るのか見守りながら、ゆっくりとめくりましょう。
このようにカードの数字を予想しながらめくると、ほかのプレイヤーは当たり外れのどちらなのかドキドキしながら見ることができるので楽しめます。
基本的にバカラの絞りは明確がルールがあるわけではなく自由に行ってよいのですが、ほかのプレイヤーも楽しむものなので、何のカードが推測しながらじっくりと絞るようにします。
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タテ絞りは、「足なし」「足あり」「ピクチャー」「ツノ」の4パターンに分けることができます。
バカラ絞りの「足」とはカードを縦にめくった時に、2つ横並びに見えるスート(マーク)のことを指します。
足なし | スートがないこと |
足あり | スートが2つ見えること |
ピクチャー | 絵柄 |
ツノ | スートが1つのこと |
タテ絞りをした時に、スートが何も見えない「足なし」の場合には「A」が確定します。
バカラで「A」は1とカウントするので、スートがなければ、ゆっくりめくる必要がないので一気に表向きにしましょう。
タテ絞りをした時に、スートが2つ横並びに見える「足あり」の場合は、数字の「4~10」のいずれかとなります。
この場合は向きを変えて、「ヨコ絞り」で確認します。
タテ絞りをした時に、ピクチャー(絵柄)が見えれば「J」「Q」「K」が確定します。
バカラで「J・Q・K」はゼロ(0)とカウントするので、ピクチャーが見えれば、一気にめくるようにしましょう。
タテ絞りをした時に、スートが1つのみ見えることをツノと言い、「2」もしくは「3」となります。
この場合、横から絞ってもどちらなのか最後まで確認できないので、そのままタテ絞りを続行します。ゆっくりとめくって「2」か「3」のどちらであるかを確認しましょう。
「タテ」もしくは「モーピン」と呼ばれることもあります。
ヨコ絞りは、「ツーサイド」「スリーサイド」「フォーサイド」の3パターンに分けることができます。
ツーサイド(リャンピン) | スートが2つ見えること |
スリーサイド(サンピン) | スートが3つ見えること |
フォーサイド(サイピン) | マークが4つ見えること |
ヨコ絞りをした時に、スートが2つ見えるとカードは「4」か「5」となります。
どちらなのかを予想しながらゆっくりとめくって確認しましょう。「リャンピン」とも呼ばれます。
ヨコ絞りをした時に、スートが3つ見えたなら「6」「7」「8」のいずれかです。
やはりゆっくりとめくり確認します。「サンピン」とも呼ばれます。
ヨコ絞りをした時に、スートが4つあれば、「9」か「10」となります。
どちらが出るのか見守りながら、ゆっくりとめくりましょう。「サイピン」とも呼ばれます。
バカラの絞りをする権利を得たら、どのような点に注意すべきなのかを知っておくためルールやマナーを4つ覚えておきましょう。
バカラの絞りができるのは、ゲームに参加しているプレイヤーの中の1人だけです。
基本的に絞りができるのは毎ゲームにおいて「プレイヤー」か「バンカー」のどちらかに「最高額をベットした人」となっています。「タイ(引き分け)」にベットした人には絞りを行う権利がありません。
もし賭け金が同額のプレイヤーがいた場合には、テーブル番号が若いプレイヤーが優先されたり、あるいはディーラーが指名したりとテーブルによってルールが異なります。
ただし同額をベットしたプレイヤーがいることを確認したうえで、ベットが終了する前に賭け金を増やすのは絞りではマナー違反とされます。
プレイヤーかバンカーにベットした時、ほかのプレイヤーと同額であったならばチップを追加してベット額を引き上げてはいけません。これはバカラのルールではありませんが、絞りにおいてはマナー違反となります。
絞りの権利を得たいからといってチップを追加するようなことはせず、テーブルごとのルールに従うようにしましょう。
バカラの絞りは足がない場合や絵柄が見えた場合には、「A」や絵札であることがわかります。絵札は3つのうちどれであっても、「0」としてカウントするからです。
足を確認してそのいずれかがわかれば、時間をかけずに一気にめくるのが絞りのマナーです。
絞りの際に力を入れてしまうとカードが折れてしまいます。折れたカードはもう使えないので、折ったり傷をつけたりすることがないようにめくりましょう。
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