太田半兵衛
マレーシアのカジノについて分かりやすく解説!おすすめのカジノスポットやホテル、ドレスコードから予算までわかるマレーシアカジノの完全ガイド!
マレーシアのカジノは、首都クアラルンプール郊外にに立地する大規模な統合型リゾート(IR)「ゲンティンハイランド」の1カ所に3つのランドカジノが存在します。
マレーシアは、もともと宗教的な背景からギャンブルに対しては否定的な考えをもつ国家でしたが、観光業の拡大や多種多様な民族の広がりなどからギャンブルを望む声が徐々に大きくなり、1971年に国営カジノをオープンしました。
マレーシアではゲンティンハイランドが唯一1ヶ所のカジノエリアですが、統合リゾートとしての規模は超大型であり、世界でも最大規模のIRリゾートとなっています。
そのため、観光客からも「マレーシアのラスベガス」と呼ばれています。
今回の記事ではマレーシアの特徴や遊び方、ゲンティンハイランドに立地するおすすめカジノ施設を詳しくご紹介します。
マレーシアでは1953年に賭博法が制定され、広大な高原エリアに位置するゲンティハイランドという地域に国営カジノが1971年にオープンしました。
韓国やシンガポールに先駆けて、カジノを含む統合型リゾートがスタートしていますが、日本での知名度は現在でもそれほど高くはありません。
東南アジアならではのゆったりとした雰囲気の中で観光気分でカジノゲームが楽しむことができます。マレーシアで運営されているランドカジノは3施設あります(2024年7月現在)。
それぞれのカジノに特徴があり、スロットやテーブルゲームが中心の大衆エリアから、ハイクラスなVIPエリア、そして電子ゲームが楽しめるエリアなどが設置され、バラエティあふれるカジノゲームが楽しめます。
ちなみに、マレーシアのカジノは外国人旅行者専用ではないため、マレーシア国内在住の方もカジノを楽しんでいます。
マレーシアではカジノはゲンティンハイランドリゾート内で3施設営業していますが、一般的には総称してゲンティン・カジノと呼ばれています。
世界的にも大規模な統合リゾート内のカジノは海外からの旅行客だけではなく、国内在住のマレーシア国民も利用可能です。
マレーシアのランドカジノに入場する年齢制限は、満21歳以上です。20歳未満の場合は保護者同伴であってもカジノを利用する事はできません。
お子様連れの海外旅行で訪問した際にカジノを利用する場合、リゾート内には託児所のような子供を預けられる施設はないので注意が必要です。
また、カジノ入場の際には原則としてパスポートの提示による年齢確認がおこなわれます。入場後も提示を求められるケースがあるので、パスポートは常に携帯することをおすすめします。
マレーシアの通貨はリンギット(MYR)ですが、現地ではマレーシア・ドルと呼んでも通用します。また、リンギット紙幣のほかにも50セント、20セント、10セント、5セント、1セントの5種類の硬貨が発行されています。
マレーシアのカジノでのミニマムベットは以下のとおりです。
テーブルゲーム | 20~100リンギット(約650円~3,300円) |
スロット | 5セント(約15円) |
3ヶ所のカジノで違いはありますが、初めての訪問でスロットを中心で遊ぶのであれば1万円程度、テーブルゲームをプレイする場合も5万円~7万円程度の資金があれば十分に楽しむことができるでしょう。
リゾート内でも日本円からリンギットへの交換は可能ですが、ホテル内の交換所はレートが高めなので空港で事前に両替しておくほうがお得です。
マレーシアの3ヶ所のカジノ施設のドレスコードはいずれもスマートカジュアルです。
スマートカジュアルとはカジュアルよりはワンランク上の服装、つまり、堅苦しいフォーマルではありませんが、きちんとした身なりを心がけるという意味があります。
男性であれば襟付きの上着が基本です。ポロシャツはNG、また派手な柄のポロシャツやアロハなども避けたほうが無難です。
一般的にはジーンズはスマートカジュアルの場合はNGですが、ゲンティンカジノではOKです。
女性であればシンプルな襟付きシャツであれば問題ありません。スカートでもパンツでもOKです。ただし、肌が露出しすぎるような服装はNGです。
また不正を防止するために、サングラスや帽子の着用、かばんやリュックなどの持ち込みは禁止されています。
マレーシアは赤道にもほど近く、1年を通して熱帯雨林型の高い気温の地域ですが、ゲンティンハイランドは標高1,700mの高地に立地しているので、とても爽やかで朝晩はむしろ少し冷え込むようなとても過ごしやすいエリアのため、上着を持参することをおすすめします。
マレーシアの統合リゾート「ゲンティンハイランド」には3ヶ所のカジノが営業しています。
それぞれのカジノの特徴をご紹介します。
ゲンティンハイランドリゾートのなかで最初にオープンした国営カジノです。
5つ星と好評価のゲンティンハイランドホテルの一階にあり、3,000台を超えるスロット、や400卓以上のテーブルゲームでパイゴウ、ポーカー、バカラ、ブラックジャック、ロシアンルーレットなどがプレイできます。
カジノ・デ・ゲンティンでVIPに認められればVIPルームも利用可能、落ち着いた雰囲気の中でハイクラスなサービスを受けながら遊雅にプレイが楽しめます。
住所 | Genting Highlands, 69000 Pahang, Malaysia |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
入場料 | 無料 |
アクセス | クアラルンプールから直通バス、タクシー約60分 |
宿泊施設 | Genting Highland Hotel |
日本語スタッフの有無 | 日本語可、英語スタッフ常駐 |
遊べるカジノゲーム | スロット、バカラ、ルーレット、ブラックジャック、大小 他 |
ドレスコード | スマートカジュアル(男性は襟付きシャツ) |
ファーストワールドカジノは6,000室以上の客室がある超大型ホテル「ファースト・ワールド・ホテル」内に位置し、国内外からの観光客で常に賑わっているカジノです。
最新のスロットやテーブルゲームがそろえられ、カジュアルな雰囲気の中で気軽にカジノ体験が楽しめます。
レインボーカラーに彩られた巨大な建物は、ゲンティンハイランドリゾートのシンボルともいえる鮮やかな外観です。ホテルにはプールやショッピング施設も隣接し、家族旅行にも最適です。
住所 | Genting Highlands 69000 Genting Highlands Pahang |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
入場料 | 無料 |
アクセス | クアラルンプールから直通バス、タクシー約60分 |
宿泊施設 | First World Hotel |
日本語スタッフの有無 | 日本語可、英語スタッフ常駐 |
遊べるカジノゲーム | スロット、バカラ、ブラックジャック、ポーカー 他 |
ドレスコード | スマートカジュアル(男性は襟付きシャツ) |
スカイアベニュー内に位置するスカイカジノは、ゲンティンハイランドリゾートで3番目にオープンした新しいカジノです。1階から3階に広がるフロア面積は19,000㎡、世界中のカジノの中でもトップクラスの広さを誇ります。
スカイカジノには「GOLD CLUB」とよばれるVIP専用フロアがあり、プレイ状況がVIPにふさわしいと認められれば、カジノ側から招待されます。スカイカジノの一般フロアはラフなスタイルのスマートカジュアルでOK、ただし、VIPフロアを狙うのであればジャケット着用がおすすめです。
またゲンティンハイランドリゾートにあるカジノの中で、唯一電子ゲームが楽しめるフロアがあります。ディーラーとの会話が苦手なプレイヤーにおすすめです。
住所 | Level 1 & Level 2, Sky Avenue, 69000 Genting Highlands, Pahang, Malaysia |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
入場料 | 無料 |
アクセス | クアラルンプールから直通バス、タクシー約60分 |
宿泊施設 | First World Hotel |
日本語スタッフの有無 | 日本語可、英語スタッフ常駐 |
遊べるカジノゲーム | 電子ゲーム、スロット、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、ポンツーン、大小 他 |
ドレスコード | スマートカジュアル(男性は襟付きシャツ) |
ゲンティンハイランドはクアラルンプール北部のティティワンサ山脈のウル カリ山頂にあるIRリゾートです。標高1,700mに広がるエリアの総面積は11万3千㎡の広大なリゾートです。
リゾート内には3ヶ所のカジノ施設をはじめとして、屋外・屋内遊園地、スパ、ショッピングモール、アウトレット、映画館やゴルフコース、さらには7つのホテルが運営されています。
ゲンティンハイランドは首都クアラルンプールからおよそ60㎞、直通バスとタクシーの2種類の行き方があります。
直通バスはクアラルンプールセントラル駅から1時間に1本出ています。およそ1時間から2時間程度でゲンティンハイランドの入り口になるロープウェイ乗り場に到着、15分程度で山頂リゾートに到着します。
タクシーを利用する場合は市街から日本円でおよそ3,000円程度で到着します。ただし、流しのタクシーはぼったくりが多くおすすめできません。タクシーで向かうのであればタクシー配車アプリ「GRAB」タクシーの利用が便利で安全です。
ゲンティンハイランドにある3ヶ所の施設を合わせれば、カジノの規模としては世界最大級の大きさをほこります、
プレイできるゲームは、大衆的なスロットやルーレットから、バカラ、ポーカー、ブラックジャックなどの本格的なテーブルゲーム、さらにはポンツーンや大小などのアジアで人気のゲームまで多種多様なラインナップが楽しめます。
スロットは一人でプレイするカジノゲームの代表です。コインを投入してスロットを回し、絵柄がそろえば勝利金が獲得できるシンプルなマシンで、勝敗はシステム制御されまったくランダムなので運試しの要素が強いゲームです。
カジノで導入されているスロットのバラエティは実に豊富で、昔ながらのシンプルなクラッシクスロットから、映画などの人気ストーリをモチーフにした大胆な演出ギミックが楽しめる機種など、お好みの機種を選ぶのも楽しみのひとつです。
1回あたりの賭け金もとてもやすいので、カジノ初心者は、まずはスロットがおすすめです。
ポーカーはカジノ未経験者でも一度は遊んだことがあるトランプを使用したゲームです。5枚の手札でペアやスリーカード、フラッシュなどの様々な役を成立させて、その強さを競います。ポーカーはテーブルをかこんだプレイヤー同士の心理的な駆け引きがゲームの醍醐味、たとえ手札の役が弱くても駆け引きによっては相手が勝負から下りて勝利するチャンスもあります。
カジノでは現在は3枚のコミュニティーカードをプレイヤーが共通で利用して役を作るホールデムポーカーが主流です、
ポーカーはディーラーがカードを配るライブテーブルでも、電子ゲームでも楽しむことができます。
ポーカーがテーブルをかこんだプレイヤー同士の勝負に対して、ブラックジャックはディーラーとの一対一の勝負です。手持ちのカードの合計数字が21に近いほうが勝利、22以上になってしまうと負けが確定です。
ブラックジャックはディーラとの駆け引きのなかで、カードの状況によって戦略をててるセオリーが有効、カジノゲームの中でもプレイヤーのスキルが勝利を大きく左右するゲームです。
バカラもポーカーやブラックジャック同様にトランプを使用したゲームです。しかし、実はバカラはプレイヤー自身は勝負をせずに、仮想の相手同士の勝負でどちらが勝つかを予想するゲームです。
バンカー、プレイヤーと呼ばれる相手同士が手札を揃えてカードの合計数字の下一桁が8に近いほうが勝ち、実際のプレイヤーはどちらが勝つかを予想してベットします。
両者の勝敗はおおよそ五分五分、シンプルなようでとても奥が深いバカラは、カジノの王様とも呼ばれるほど人気が高いゲームです。
マレーシアは日本から空路で7時間程度、時差も1時間しかないのでとても訪問しやすい海外のひとつです。また、カジノがあるゲンティンハイランドは、首都クアラルンプールからも1時間程度で到着し家族で楽しめる高原リゾートなので一度は訪れてみたいエリアです。
しかし訪問しやすいといっても海外旅行なので、それなりの費用とまとまった休日、さらにカジノで遊ぶための軍資金も必要です。
実際にはそう簡単に訪問するという訳にも行きません。
おすすめは、自宅にいながら手軽に本格的なカジノゲームが楽しめるオンラインカジノへの参加です。
オンラインカジノであれば、大人気スロットから本物のディーラーを相手に生放送でプレイするライブゲームまで、様々なカジノゲームはランドカジノ同様の臨場感で楽しめます。
オンラインカジノにチャレンジし、カジノゲームを体験した上で勝利金を貯めれば、マレーシアカジノへのチャレンジも現実的になるのではないでしょうか。
マレーシアは島南アアジアのマレー半島の中心部およびボルネオ島北部に位置するイスラム教を国教とした国家です。1963年に独立した比較的新しい国家ですが、東南アジア地域では政情が安定し、治安も良好です。
公用語はマレー語ですが独立から10年間は英語も公用語とし、現在でも準公用語として英語が使われています。また、高齢者の中には日本語を解する方も多く、日本から訪問しても馴染みやすいエリアといえます。
1997年に日本がワールドカップ初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」は、記憶に強く残っているのではないでしょうか。
日本からは成田、羽田、関西空港、札幌の4つの空港からクアラルンプール国際空港まで直行便が就航、毎日運航している飛行機でおよそ7時間で到着します。最近では格安航空(LCC)も就航しています。
マレーシアと日本の時差はわずか1時間なので時差ボケの心配もありません。
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